「羽田クロノゲート」を見学した。ギリシャ神話の時間の神「クロノス」と、門・出入り口を表す言葉「ゲートウェイ」を合わせて名付けられた名称という。ヤマトグループの構想「新しい時間と空間を提供する物流の玄関であるとともに、物流の新時代の幕開け」が込められている。陸・空・海の運輸の起点となる羽田を拠点にした、巨大ターミナルはまさに象徴的だった。
見学コースの予約
ウェブサイトから予約をする。大変な人気スポットという事で、日付の変わる深夜0時にクリックするも、瞬時にすべての日程が埋まり容易に予約が出来なかった、と企画担当の仲間は話す。10月の最終土曜日に、突然「空き」が出来たのを発見し、予約に至ったそうだ。キャンセルの「空き」を見つけるのがコツかもしれないとは、6回トライしてあきらめた仲間の感想。
見学コースは
巨大ターミナルの敷地面積はおよそ3万坪。7階建て、104台分の輸送車が着けるプラットホームを有す。敷地フロントには地域貢献エリアが設けられ、、カフェ&ベーカリーショップや緑地があり散策などできる。受付ホールまでは出入りが自由。巨大黒猫が迎えるここまでは、撮影可能。
予約者は受付を済ませて、見学エリアに進む。5つのアトラクションが、空中回路などをめぐりながら見学できる。超ハイテクシステムによる物流は圧巻だ。最後の展示ホールでは、物流が生み出す社会的な価値や、知識を深める仕掛けがある。改めて私たちの暮らしが、物流の多大な恩恵を受けて成り立っていることに気づかされる。日本で、最初にトラック輸送を始めた民間会社で、2019年には創業100周年をむかえる。
案内:京浜急行羽田空港行「穴守稲荷」下車。駅を出て、左へ150mくらいで環八に出る。
右手正面の巨大ビルが「クロノゲート」。クロノゲート見学で検索
3万坪の敷地「クロノゲート」全景
同行仲間と記念写真
行きがけに穴守稲荷を参拝
道中の穴守稲荷に仲間9人で参拝したhttp://anamori.jp/ みんないい歳だけど、それぞれ心を込めてお参りしたようでした。あのハイテクの「クロノゲート」にも立派な神棚があった。パーテーションで区切られた隙間から垣間見えた。なんだか今まで見学してきたものとのギャップに「ほっこり」した気持ちになった。 やはり目に見えない力に畏敬の心を持つことって、あんがい多くの人々に共通しているのかもせれません。