シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

老人力に乾杯(パート2)!!

取材日 2012年09月20日(木)

演芸大会のプログラム
演芸大会のプログラム
昔はピンキーとキラーズの面々
昔はピンキーとキラーズの面々

敬老の日にちなみ、日本では100歳以上が5万人を超えたと報じた。元気な方々も多いとか。その度に感心する。


 前回は宮前区老人クラブ連合会作品展のすばらしさを(8月9日取材)投稿。9月には発表会があると言うので続けて取材。演芸大会は「宮前区誕生30週年絆を深めてもっと大好きなまちへ」を冠にいただき31回めを迎える。本日の舞台出演者は631名・参加クラブ数は35と蝶ネクタイの吉田文化部長さんは自信満々。午前・午後と38のプログラムが組まれている。会場は川崎市宮前区宮前市民館大ホールだ。収容人数は1528座席、2372座席あり、ほぼ満席


 正面舞台から裏に回ってみると控室は出番を待つ人の熱気でむんむん。隣の部屋では直前のリハーサルが行われている。皆さんは出演者より若い指導者の先生からの最後の注意に神妙な面持ちで耳を傾けている。


 多いプログラム数をこなすには入れ替えをスムーズに。シニアの司会者は出演者や観客にも気を使う。衣装をほめたり、時にはジョークで笑いを誘ったりする。大正琴の発表では「楽器は大正曲目は昭和、演奏は平成」の紹介にドート笑いが出た。うまく時代の流れを示したから?

 ロビーで黄色い華やかなフォークダンスの衣装に着替えた集団をみつけ“なぜ踊りますか”と問いかけると“練習が楽しい・姿勢が正しく保てる・いつまでも若い・先生がとても優しい・この素敵な衣装も先生の発案です!”と笑い声と共に応えが返ってきた。
プログラムの中には宮前区老人連合会全体としてフォークダンス・社交ダンスの発表がある。舞台では40名の人がそろいの服装で所せましと踊るから中々見応えがある。組織力の賜物だ。


 出演者は“私たち、本番に強いね”ルンルン気分。中には“先生に申し訳ない。せっかく教えていただいているのにうまくいかなくて、もう一度ステージで発表したい”等など。このエネルギーはどこから。最後は”宮前区誕生30週年・絆を深めてもっと大好きなまちへ”に相応しく故郷の大合唱で締めくくる。今日も老人力に乾杯!!

とっても楽しい!

とっても楽しい!

華やかな舞台に大成功!

華やかな舞台に大成功!

姿勢に気をつけて(最後のリハーサル)

姿勢に気をつけて(最後のリハーサル)

砂田 紘子
シニアリポーターの感想

 小学校時代の学芸会はハラハラドキドキで早く終わらないかと悩みましたが、演芸発表会を見ると、皆さん大変楽しんでおられる。会場は照明効果のハイライトがすごくきれいだし音響も素晴らしく、見ている方はとても幸せになりました。