シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

出来ることを、出来る時に、出来る方法で

取材日 2013年05月27日(月)

ナルクのパンフレット1
ナルクのパンフレット1
ナルクのパンフレット2
ナルクのパンフレット2
シニアが活躍している団体をシリーズで取り上げることとした。第一弾は「ナルク川崎」ダルマの会です。

ナルク(NALC)とは
 人生80年の時代、たっぷりある時間を、あなたはどんなふうに過ごしていますか。ナルクは「自立・生きがい・助け合い・奉仕」を理念とし夫婦で参加する画期的ボランティア活動を実践している団体です。
 全国ネット(137拠点、約3万人:75%は夫婦会員)で活躍しています。
 川崎拠点は会員110名、平均年齢67歳の元気シニア集団です。 

出来ることを、出来る時に、出来る方法で
 ナルクは困っているひとを、元気な人が助ける「助け合い」のボランティア会です。ボランティア活動によって生きがい・幸せを感じ、幸せの輪を広げています。代表の花崎さんは「自分の出来る事を、出来る時に、出来る方法で奉仕する。無理することなく、誰かのために活動することで、趣味を楽しむこととは違った喜びを感じる」と話しています。

活動の基本 
 ナルクの活動の基本は、時間預託(助け合い)・奉仕活動会員交流(自立・生きがい)を5:3:2の割合で活動するのを理想としています。
 人は年を取れば何かと不自由になりますが、シニアといっても元気な人がたくさんいます。元気に活動出来るあいだに、自分の能力を他人に役立てて自分が困った時には助けてもらうための積立をします。お金のやりとりではなくボランティアした時間の積立ですからあまり抵抗を感じません。(時間預託
 「生涯現役」を合言葉に、人生をできるだけ長いあいだイキイキと楽しみ元気に過ごして行けるよう自立活動も充実しています。(会員交流
 余った力を地域社会の役立てるボランティア活動で得た充実感・満足感が元気の源になります。(奉仕活動

活動を支える資金
 ナルクノ活動を支えている資金は、年3000円の会費と賛助金及び寄付金並びに一部事業収入からなっています。 
 会員相互の助け合いは時間預託活動ですが、会員以外の困っている方々への助け合いは、助けてもらう側の人・企業・団体などから寄付をいただいています。
 会員が勤めていた企業・団体などから賛助金をいただいています。
 また、旅行社や化粧品会社からシニアの生活調査依頼があり、調査料や「ナルク エンディングノート」の販売・指導などが事業収入となっています。

 ナルクでは、「社会と人に尽くす喜びを”生きがい”とする毎日を生き「生涯現役」を合言葉に一緒に活動しましょう」と呼びかけています。


お問い合わせ先
 ニッポン・アクティブライフ・クラブ
 〒211-0004 川崎市中原区新丸子東3-1100-12
 TEL&FAX  044-434-2063
  Email    nalc-kawasaki@clock.ocn.ne.jp
「ナルク川崎」だるまの会代表 花崎さん

「ナルク川崎」だるまの会代表 花崎さん

時間預託手帳

時間預託手帳

ナルク エンディングノート

ナルク エンディングノート

かわさき市民活動センターー内
秋山 勝行
シニアリポーターの感想

 元気で活動できる間に、自分の能力で、出来ることを、出来る時に、出来る方法で他人に役立て、自分が困った時に助けてもらう積立ができる「時間預託」が老後への備えになるという活動は、リタイヤ後、何かしたいのだがと考えている人たちにとっては、取組み易い仕組みなのではと感じました。