新聞紙を使ってトートバッグを作るワークショップが、4月17日(木)、中原区にある、八雲コミュニティハウスで行われた。
参加者は4名、地域の主婦が集まり、月に1回程度テーマに沿って講師を招くワークショップで、今回のテーマは「しまんと新聞バッグを作ろう」。講師は「しまんと新聞バッグ」のインストラクター。
しまんと新聞バッグ独自のこだわり
「しまんと新聞バッグ」というのは、「四万十川流域で販売される商品は、すべて新聞紙で包もう」という声を基に始まった活動から作られたバッグで、道の駅でレジ袋の代わりに利用されている。エコ活動はもちろん、日本人独特の折り紙文化を取り入れたバッグの美しさも高く評価されている。
新聞バッグは他にもあるが、事件や事故などの記事面では作らない、糊は環境に配慮したでんぷん糊(洗濯用のり)を使うなどのこだわりもあり、四万十へ行き、現地を見て、感じて、作り方をマスターした人がインストラクターになることができる。
いよいよオリジナル作品の制作にとりかかる
使用するものは:新聞紙1日分 はさみ 糊 はけ
新聞のカラー面、プラダや、バカラ、高級外車や、真珠、宝石、腕時計など、出来上がりを想像しながら新聞紙を広げる。
後は、インストラクターの指導のとおりに順番に新聞紙を折り紙のようにたたんでいき、2カ所ほどノリづけしていくのだが、これがなかなか難しい。何回も折りなおしたりしながら、バッグが形になっていくと「すてき」「かわいい」と声が上がる。
糊が乾いてから持ち手を付けたほうが良いということで2日間に分けて作業をした。参加者大満足の個性的なバッグが出来上がった。
しまんと新聞バッグ: http://shimanto-shinbun-bag.jp/
どの面を使おうか思案中
折ってのりで貼るだけ
A4サイズとトートバッグ
参加者の一人はこの後、バッグづくりに夢中になり、20個ほど作ったという。家のストックしていた新聞紙が無くなったらしい。
読んだ後の新聞紙が、新しく生まれ変わってもうひと仕事できる。これもエコの考え方のひとつである。
この後、ワインバッグとフルーツバスケットも教えていただいた。出来栄えがいいと誰かにプレゼントしたくなる。