個人部門大賞
団体大賞受賞
福田市長の挨拶
(財)川崎市公園緑地協会主催の「第10回わがまち花と緑のコンクール」表彰式が、6月28日(土)中原市民館で開催された。川崎市を花と緑でいっぱいにしよう!との趣旨がこのコンクールにこめられており、応募された方々の思いや苦労の一言を書いた応募用紙・写真が区毎にパネル展示されていた。
ガーデニングで川崎を緑の町に
このコンクールは、毎年3月~4月に応募された個人や団体全ての作品を現地視察して、選考委員会である学識経験者、市民委員、行政委員、協会委員の審査を経て賞が決まる。今年度は、111件の応募があり22件が表彰された。
個人部門は麻生区の田原さん、団体部門は多摩区ばら苑アクセスロード花壇ボランティアの会が大賞を受賞した。川崎市制90周年・第10回記念特別賞は、個人は幸区の丹羽さん、団体は川崎市立東高津中学校が受賞した。その後、明治大学農学部講師三箇和彦氏より受賞作品の講評があった。
花と緑、継続が自然への感性アップの原動力
東京農業大学地域環境科学部准教授荒井歩氏による「花とみどりで川崎市をonly oneの『わがまち』に」の講演があった。川崎市の花とみどりの大賞受賞(個人、団体)例を振り返る事で、このコンクールの重要性が次の10年に繋がることを話された。又、10年間継続している花と緑の活動が川崎市の自然に対する感性を向上させてきており、今後オープンガーデンのようにより高い目標を掲げて活動を発展させてはどうかとの提案があった。
コンクールの参加者は、「植物は手をかければかけただけ美しい花を咲かせて応えてくれます。」といった感想があり、参加者全員に花の苗が配布された。
最幸のまちづくりは、花と緑の活動の一歩から
表彰式に駆けつけられた福田市長から「地域で人々が如何に活き活きと他者と繋がっているか、そして他人の為になることが自分の喜びとなり幸せを感じる事ができるかが、川崎を市民自ら「最幸のまち」にしていく原動力である。」とのメッセージがあった。
コンクールの受賞者は更に高みを目指し、未受賞者は来年こそはと活動を継続することで花とみどりの輪が川崎に広まっていけば、町は美しく心豊かになる。コンクール参加者は、最幸のまち作りへの一歩を踏み出したようだった。
問い合わせ先 (財)川崎市公園緑地協会 川崎市中原区等々力3-12 電話044-711-6631
頂いたブーゲンビリアの苗が、来年も美しい花が咲かせるよう川崎市の一市民として最幸のまちづくりにささやかな貢献をしたい。