シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

みんなでうたおう!楽しい歌、素敵な歌

取材日 2014年12月10日(水)

高津市民館入口のクリスマスイルミネーション
高津市民館入口のクリスマスイルミネーション
出演の歌手の皆さんと一緒に喜びの歌を歌う
出演の歌手の皆さんと一緒に喜びの歌を歌う

川崎童謡の会主催による「ママと4人のサンタが贈るクリスマス」コンサートが12月10日、高津市民館ホールで行われた。
川崎童謡の会は、本物の歌を届けたいという趣旨から、出演者はプロの歌曲歌手や指導者である。今回は、ママ役に青山恵子さん、率いる4名のサンタは、テノールの布施雅也さん、バリトンの田中俊太郎さん、エレクトーン演奏長谷川幹人さん、そしてピアノ演奏は末廣和史さんで構成されていて、案内役の青山さんの楽しいお話と歌と指導に少し早めのクリスマス会を楽しむことができた。

 一部は、クリスマス曲のメドレー、真っ赤なドレス姿で青山さんが客席に現れ、魔法の杖を持って「星に願いを」を歌いながら客席を回って歩くと、場内からは「わー、素敵」と声があがる。気分が盛り上がったところで、「もろびとこぞりて」の歌唱指導が始まった。「もーろびとー・・・」と最初から高音で歌い始め、最後は一オクターブ上がるという難しい曲。腹式呼吸の練習や、体の使いたかなどきめ細かく指導され歌うと、不思議なことに素晴らしい声が出るのである。周りを見回すと皆、姿勢を正して椅子から乗り出している。このコンサートは参加するたびに歌がうまくなる。一部の最後はステージ上の歌手の方たちと客席の全員による「第9喜びの歌」の合唱で終わった。
 
 二部は、がらりと変わって「民謡でお国めぐり」沖縄の安里屋ユンタ、九州炭坑節、金毘羅船々、こきりこ節、ソーラン節など歌ったり踊ったり、コンサートの最後は「お正月」の合唱で締めくくられた。

 川崎童謡の会主催のコンサートは、聴くだけでなく、観客も指導を受け歌うというのが特色である。一般の方でも観覧できるが、会員制をとっている。毎月開催のコンサートは、季節に合わせたテーマに沿って、歌曲であったり、歌劇であったり、多種にわたる。そして、プログラムには歌詞が添えられていて、みんなでうたおうのコーナーがある。もう20年来のファンの方は、「一回来たらはまってしまい、会員になりました。いつも楽しみにしています」「先生が素敵で。今日のドレスもとてもきれい。歌の指導もわかりやすく、日本語を美しく発音できる」と話していた。
入会時1,000円を支払えば会員になれる。月会費はなし。コンサート料が割引になる時がある。

次回は平成27年1月14日(水)「初春におくる心の歌・童謡コンサート」
午後1時開場、当日券2,500円
場所は高津市民館ホール(丸井ノクティ12F)
問い合わせ:044-434-6417(童謡の会事務局)

スタッフもおそろいの帽子でお出迎え

スタッフもおそろいの帽子でお出迎え

250階記念DVD発売中です

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「ようこそいらっしゃいました」とパンフレットを渡す

「ようこそいらっしゃいました」とパンフレットを渡す

高津市民館ホール(丸井ノクティ12階)
内田恭子
シニアリポーターの感想

久しぶりに大きな声で歌った。気持ちかよかったです。
横隔膜を最大に広げ、空気をおなか一杯に吸い込んで歌うとちょっとした運動をした後のようです。