シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

私の散歩道2 東高根森林公園

取材日 2011年10月26日(水)

標識
標識
2009年の紅葉
2009年の紅葉

神奈川県立東高根森林公園はうっそうとした木立に包まれており、多摩丘陵の美しい自然を今に伝えている公園です。かながわの景勝50選・神奈川の美林50選に選ばれています。
「“一歩踏み入れば、そこになつかしい風景が”古代人が住んでいたなんて、しんじられますか? 天然記念物のシラカシ林があるなんて、知っていましたか?・・・」とパンフレットに書かれています。公園はケヤキ広場・湿生植物園・子供広場・古代芝生広場・古代植物園・花木広場見晴台・ピクニック広場・県指定天然記念物、樹齢150年以上のシラカシ林など見どころいっぱいです。
散歩のモデルコースは、入口のパークセンターでリーフレットをもらい、「ケヤキ広場」⇒うっそうとした木立に包まれた「湿生植物園」⇒「子供広場」⇒弥生・古墳時代の集落が眠っている「古代芝生広場」⇒縄文時代から平安時代の衣食住にかかわってきた植物がみられる「古代植物園」⇒「ピクニック広場」⇒「パークセンター」に戻ってくる延長約2.3㎞のアップダウンのあるコースです。
特に、古代植物園からピクニック広場、パークセンターまでの間は多摩丘陵をハイキングしている気分を味わえる区間です。
湿生植物園の途中からシラカシ林を観察できる木道(階段)が最近開通し、シラカシの林を見ながら上り.古代芝生広場へとつながっています。ドングリを拾っている母子もいます。また、ケヤキ広場と湿生植物園の境には池とあずまやがあります。湿生植物園に向かわず左に折れると花木広場見晴台に行くことができます。なだらかなスロープの道と階段で直接上ってゆくコースがあります。ケヤキ広場の途中からは「ユリ園」を観察しながら木道(階段)がありピクニック広場近くに出られます。
今の時期は草花が乏しい時期ですが、11月下旬にはあずまや近くで紅葉が見られます。
春は梅・桜、春から夏にかけては様々な草花を鑑賞しながらの散歩が楽しめ、体調に合わせた散歩コースを自分で組み立てられます。
ハイキング前のトレーニングにも格好な散歩コースです。

東高根森林公園:川崎市宮前区神木本町2-10-1  http://www.kanagawaparks.com
アクセス:JR南武線、田園都市線溝の口駅から市営バス「森林公園前」下車
東高根森林公園パークセンター:電話 044-865-0801

あずまや

あずまや

草花

草花

古代芝生広場

古代芝生広場

秋山 勝行
シニアリポーターの感想

2年まえから度々散歩に来ていたのですが、今回は各ルートすべてを歩いてみました。約90分程度の散歩でした。
公園の隣には「緑が丘霊園」があり、霊園を通って久地緑地、久地不動へと多摩丘陵は続いているようです。いずれかの機会に訪ねてみたいと思っています。
もしかしたら新しい散歩道の発見につながるような気がします。