シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

「集めています!」溝口駅周辺の古写真や歴史資料~

取材日 2017年06月27日(火)

溝の口駅前 右側商店街の立ち退き跡。

溝の口駅前 右側商店街の立ち退き跡。

大山街道ふるさと館付近昭和30年代撮影

大山街道ふるさと館付近昭和30年代撮影

区制40周年記念誌「たかつ」税込み822円

区制40周年記念誌「たかつ」税込み822円

 ※モノクロ写真は区役所提供。      1枚目、現在の駅前になる開発の始まり。昭和40年頃。
 
 高津区は平成24年4月に区制40周年を迎え、いくつかの記念行事を行った。その一つ、「たかつ ひと・まち・記憶」と題したアーカイブ(重要記録をを保存・活用用し、未来に伝達すること)記念誌を発行した。市街地整備や再開発などで、区外に移住した住民らからも入手希望が相次ぐなど、その事業功績は話題となった。

新たに「市民提案協働事業」としてのアーカイブ
高津区の玄関口である溝口駅周辺の移り変わりを伝え、その魅力を再発見する機会を提供し、郷土愛を育もうと、「高津シルバーガイドの会」からの提案に基づき、区役所と同会が協働で「わが街、たかつ 溝口駅周辺アーカイブ事業」を実施する。   
事業では以下のイベントを予定している。
◇溝口駅周辺の変遷を伝える写真展の開催(2017年10月)
◇溝口駅周辺の変遷を振り返る講座(2017年12月)
◇溝口駅周辺の変遷を振り返るイベント(2018年3月)
事業実施のため、主宰者は広く市民に溝口駅周辺の歴史情報・資料の提供を呼び掛けている。 古写真・古地図・高津区関連の歴史資料など、所持されている方は是非協力をと。資料は責任をもって返還される。
※写真そのものでなくても古い写真が掲載されている本なども大歓迎とのこと。またアルバム等に写真が貼られている場合ははがしたりせずそのまま預けることができる。

高津シルバーガイドの会会長 佐藤忠さんは
「溝口駅周辺は近年大きく様変わりしました。私たちの知らない歴史や魅力が、まだまだたくさんあると思います。皆さんの知っている情報をお待ちしています。ご協力をお願いいたします。」

【問い合わせ・資料提供先】
□高津シルバーガイドの会:会長 佐藤忠  電話044-281-4960
□高津区役所まちづくり推進部企画課:044-861-3131 担当:佐々木・戸田
※資料関連の連絡をすると、内容により担当者が訪問します。
【参考】
溝口と書くのが住所の正式表記。「溝ノ口」と書く場合はJRの駅名と銀行の支店名や企業などに多く使用されている。 昭和の時代には役所の書類以外は「溝ノ口」と、住所もふくめ一般的に使用されていた。近年は「溝口」が多く使用さ れている。「溝の口」の表示は東急系に多く見受けられる。
 
高津区役所
石渡一美
シニアリポーターの感想

近年の駅前再開発はいずこも目覚ましい。溝ノ口駅周辺は南口も含むと始まりから50年以上はゆうに経過している。高校2年になったばかりの4月に大けがをして1カ月の入院をし、退院してきたら、写真1枚目の様子になっておりびっくりした経験がよみがえりました。そこには「旭日ストアー」がありました。昭和41年4月に田園都市線が梶ヶ谷まで伸びました。近所の人も大勢、引っ越していきました。この度の企画で新たな記録が発見されることを大いに期待しています。