シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

寒いから歩く・歩くと寒くない!!

取材日 2012年02月16日(木)

地域に配布されたチラシ
地域に配布されたチラシ
寒さ対策万全で全員集合!
寒さ対策万全で全員集合!

川崎市が助成している「すこやか活動」とは地域で高齢者が生き生きと暮らせるように、健康づくりや介護予防に努め、閉じこもりを防止する活動で、地域は中学校区で分ける。

今回取材した地域は宮前区にある平中学校区のすこやか活動「麦秋会」だ。麦秋会は平成12年からこの活動に取り組んでいる。会長は2代目で宮澤明さん。民生員でもあり信望のある方だ。太極拳・お茶会等8つの活動が盛んで歩こう会はその活動の一つ。

2月16日は寒さが一段と厳しく雪もちらついた。参加者は89歳の方を始め80代と70代の高齢者で男女半々の19名だ。こんな寒い日にはキャンルする人もいるのではと思ったが、集合時間には全員が揃い、夕方には1日の行程を無事に終了した。フレンド神木地域包括支援センターから6人の職員も参加している。話によるとこれらの行事には出来るだけ参加しコミュニケーションを図っているとか。若い方が一緒で一行に華やいだ雰囲気があった。

すこやか活動麦秋会「歩こう会」で元気印確認

地元をまず歩く・歩いて地元を再発見する。コースは「勘助坂⇒長尾橋⇒二ケ領用水⇒緑化センター⇒二ケ領用水⇒長尾橋⇒藤子・F・不二雄ミュージアム⇒自由解散」寒いから歩く。参加者の寒さ対策は万全。朝冷たかった足がだんだん暖かくなる。

二ケ領用水・・・さくらの名所・水がきれいで大きな鯉が寒さにめげず優雅に泳いでいる。セキレイ・めじろ・シジュウカラ等の鳥に出会う。

緑化センター・・都市緑化植物園・所長さんの話を聞く。「冬の植物の保護について」は目からうろこだ。この近辺は梨の産地で有名だったが、以前は桃の産地だったの話には皆さん「そうだったね」と昔を懐かしむ場面も。

藤子・F・不二雄ミュージアム・・川崎の新名所・「四次元の世界を夢と遊び心で楽しむ」チケトは予約制なので数日前に購入しなければならない。団体チケットは6人までしか求められない。団体のリーダー泣かせとか。

参加者の声

健康だから歩ける。一人で出かけるのはおっくうだが、おしゃべりしながら歩くと楽しい。孫を連れて来たら喜ぶな。簡単な入館方法はないのかな。リーダーはゆっくり歩きゆったり過ごす事を心掛けたと話す。

鯉に誘われてニケ領用水の橋を渡る

鯉に誘われてニケ領用水の橋を渡る

センター長の話は面白い

センター長の話は面白い

藤子・F・不二雄ミュージアムのチラシ

藤子・F・不二雄ミュージアムのチラシ

砂田 紘子
シニアリポーターの感想

平中学校区とは道一つ挟んで多摩区である。まだまだ新発見できる場所がたくさんある。元気でこのようなイヴェントに参加することは大事であると感じた。寒さは半端ではなかったが、収穫の多い1日であった。