シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

あじさいと花菖蒲の競演~小田原城

取材日 2019年06月11日(火)

小田原城本丸東堀にある花菖蒲園

小田原城本丸東堀にある花菖蒲園

見ごろを迎えたあじさい

見ごろを迎えたあじさい

あじさいを背景に咲く花菖蒲(小田原城提供)

あじさいを背景に咲く花菖蒲(小田原城提供)

 

小田原城あじさい花菖蒲まつり

小田原城では、6月になるとあじさいを背景に花菖蒲が花開する。2,500株のあじさいと10,000株の花菖蒲の競演を堪能できる。

 開花に合わせて開催されるのが「小田原城あじさい花菖蒲まつり」だ。2005年に「花菖蒲まつり」として始まり、今年で15年目になる。

 花々を背景に、野外コンサートなど様々なイベントが開催される。夜はライトアップも演出され、昼間とは違った幻想的な情景を鑑賞できる。

 小田原駅から歩いて10分ほどで入場は無料。車の場合、駐車場が無いため近くの有料駐車場の利用となる。


小田原の魅力

 小田原は、500年の歴史を持つ城下町であり、また東海道屈指の宿場町として栄えてきた。

「かまぼこ」をはじめ干物や和菓子などの名産品、また漆器、寄せ木細工、鋳物、ちょうちんなどの伝統工芸品などが現在に伝承されている。

 小田原を訪れたら、「古さ」と「新しさ」を感じることができる、小田原の街を散策してみるのも楽しい。


来年の「まつり」は

 小田原城総合管理事務所によると

「例年6月上旬から中旬にかけ開催され、正式には未定ですが、来年も開催される予定です。来年4月ごろに、小田原城のオフィシャルページで確認できます。」

  *問合せ  小田原城総合管理事務所 計画係 0465-23-1373

  *小田原城オフィシャルページ  https://odawaracastle.com/

小田原城
松井 洋一
シニアリポーターの感想

 お城と、あじさいと、花菖蒲が自然に調和している空間で、ゆったりとした時間を過ごすことができた。
 時間の都合でライトアップを見られなかったのがやや心残りだ。
 今まで箱根や伊豆への通過点であった小田原だったが、今回訪れてみて、見どころのある街だと感じた。

 お城の近くにある、大正10年創業の柳屋ベーカリーの薄皮アンパンは、甘さ控えめの餡がずっしりと入っていておすすめだ。