シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

自然・天文・科学を体験しょう!

取材日 2012年04月28日(土)

プラネタリウムの入場券購入の列

プラネタリウムの入場券購入の列

マスコットキャラクター かわさきぷりん

マスコットキャラクター かわさきぷりん

1F展示室

1F展示室

 4月28日に生田緑地にある青少年科学館が老朽化のため改装され、名称も新たに「かわさき宙(そら)と緑の科学館」として自然・天文・科学を体験しよう! というコンセプトで誕生した。

1Fの展示室入り口には8メートルの地層タワーがある。川崎の大地・丘陵の自然・生田緑地ギャラリーなど5つのコーナーがあり、詳しく紹介している。当日は午前、オープニングセレモニー。午後から一般公開、投影は13時30分からだが、一番乗りの方は朝6時から並びはじめ、その後公開時には長蛇の列になっていた。

山田友之館長にお話をうかがったところ、
「自然分野では、生田緑地自体が自然の博物館といえるため展示を見て実際のフィールドで探しそして展示室で確認することができる。また、生田緑地自然観察会なども定期的に行われている。
科学分野では、2Fに実験室や学習室があり子どもたちに科学のおもしろさと不思議さを体験できるようさまざまな講座、もちろん誰でも参加できる催しも用意されている。
天文分野では、日本科学未来館のプラネタリウムを手掛けた大平貴之氏が、川崎市のために開発した最新鋭機の「メガスターⅢフュージョン」が導入され、私たちが暮らす川崎の空から宇宙空間に飛び出し太陽系から銀河の彼方へ旅する体験をすることができる。3Fの天体観測スペース「アストロテラス」ではコンピュータ制御の4台の大型望遠鏡があり日中も太陽の黒点やプロミネンスのほか明るい恒星などの観察もできる。」と話されていた。

プラネタリウムで投影を見た方にお話をうかがった。以前天文クラブに参加されていて当科学館に年に10回くらい来ていたという70歳代の男性は、とてもきれいで期待どおりで解説もゆっくり、わかりやすくとても上手だったが、投影時間の45分間は短かく感じた。一回目の投影を見るために11時過ぎに並んだが残念ながら満員だったが、二回目には観ることができてよかったと感想をいただいた。

当日閉館直後、入館者数は概算で3,200人(プラネタリウム入場者600人含む)
との報告があった。懸命な入館者への対応で無事初日を終え、関係職員は満面の笑顔を浮かべていた。


※ HP// www.nature-kawasaki.jp/ 参照 
※ 展示室は無料 プラネタリウム観覧料 一般400円 
大学、高校生 65歳以上200円
中学生以下及び川崎市民で65歳以上は無料 
同伴者 荒川洋子

取材同伴者名:荒川 洋子
升田尚子
シニアリポーターの感想

感想
 生田緑地のなかに在って市民に親しまれた青少年科学館は、建物も名称もリニュ-アル。世代をこえて楽しめる未来の科学者も育てる空間、またひとつ川崎の宝が増えたようでとてもうれしい。(荒川)
 
 展示室がとても親しみやすい空間に感じられ、生田緑地の再発見をしたいと思いました。(升田)