花形も大きくパステルカラーが美し

雨が大粒になってきらめいている

　町田薬師池四季彩の杜はこんなところ
　　ここ薬師池公園では池を囲んで、牡丹園、椿園、多種の桜、藤の花、紫陽花園、菖蒲田、蓮田と文字通り四季折々の花や紅葉、江戸時代からの建物で知られている。
　また西園、広い蓮田などが近隣に点在しており「新東京百景」「東京都指定名勝」にもなっている。公園とはいえ庭園の趣である。

　今が盛りの花菖蒲・・・約２０００株
　悪天候にも関わらず、そこここに人々が花の鑑賞をしている。菖蒲田の中では二人の女性が編み笠に絣（かすり）のいで立ちで、花ガラを摘んでいる。こうすることで菖蒲は一本の茎から三輪、順に開花する性質がある。

　見事な青一色の菖蒲園も在るが、ここは多種（175品種）多様な色彩が見せどころとなっている。菖蒲園の周りには紫陽花も点在しているが、紫陽花園は蓮池近くの斜面にある。
　園内は目に入る感じよりはずっと広い。ベンチや休憩場所はあるが、雨では座れないのが残念で園全体は回りきれない。だがこの時期の花には小雨が似合っていた。当該園は入場無料。 

※問い合わせ、イベント予定などは下記のリンクで
　　　　　　　　町田薬師池公園 四季彩の杜 薬師池（薬師池公園）/町田市ホームページ　

アクセス
　小田急町田駅北口（POPビル先）21番乗り場から本町田経由鶴川行き、または本町田経由野津田車庫行きバスで「薬師池」か「薬師ヶ丘」下車。乗車時間およそ30分。
　駐車場は数か所あり、北Pが園入り口に近い。川崎市北部在住の方は車が便利。世田谷町田線でほぼ1本道。渋滞の懸念有。

 【参考】川崎市近郊の菖蒲園：生田緑地：明治神宮：根津美術館（青一色のカキツバタ）