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川崎探訪6 便利さと閑静さを併せ持つアーバンな幸区・前編

取材日 2026年01月30日(金)

⑴川崎駅からのデッキ通路
⑴川崎駅からのデッキ通路
⑵ミューザ前 旧赤煉瓦変電所・倉庫のモニュメント
⑵ミューザ前 旧赤煉瓦変電所・倉庫のモニュメント
⑶京浜東北線と東海道線が同時に行きかう
⑶京浜東北線と東海道線が同時に行きかう
  幸区の小向梅林に明治天皇が行幸され、その地が「御幸村」と名付けられた。それが区名の由来だという。閑静な住宅地、高層ビル群、商業地、多摩川や矢上川のゆったりとした流れ。幸区は多彩な顔を持っていた。今回は区で配布している「さいわいガイドマップ」「さいわい散歩道」などを参考にした。※()内の数字は写真番号

【A】川崎駅周辺の高層ビル群
☆ミューザ川崎(1)(2)
    27階建てのオフィスビルやシンフォニーホール、レストラン街などがある複合施設。1997席の大ホールは世界の音楽家からの評価も高いという。手軽に楽しめる「ランチタイムコンサート」やレンタル会議室などもあり、市民に親しまれている。
☆KAWASAKI DELTA(3)
    川崎駅に隣接する29階建てのホテルやオフィスが入ったビル。デッキテラスから間近に行きかう電車を見下ろすことができる。電車好きにはたまらないスポットだ。
☆かわさきテクノピア(4)
     工場跡地を再開発した地域に24階建てのソリッドスクエアを始めとし、川崎テックセンター、川崎産業振興会館、マンションなどが集まっている。レストラン、病院、郵便局などもあり、便利な地区だ。またビルのはざまには緑あふれる散歩道もあった。

【B】 矢上川から新川崎へ
☆加瀬水処理センター(5)(6)
    1973年に運転開始。幸、中原、高津、宮前区(一部地域)の下水を処理している。微生物による分解浄化後、消毒して矢上川へ放流、また一部は工場の冷却水として再利用している。建設当時のままの個性的な姿を残しており、今でも建築デザイナーが見学に来るという。
☆新川崎・創造のもり(7)
    新川崎の操車場跡地に、産学官連携による次世代を支える科学技術や産業を創造する研究拠点が造られている。敷地内には研究施設、大学キャンパス、広い公園などがあった。

【C】尻手駅、鹿島田駅周辺
☆南部市場(8)
    水産物、青果、花卉、加工食品などを扱っている市場。市民も利用できる。秋の「食鮮まつり」は、マグロ解体ショー、野菜の詰め放題などで賑わうという。
☆二ヶ領用水(9)
    幸区の二ヶ領用水はほとんどが暗渠となっているが、鹿島田駅から5分ほど歩くと線路沿いに遊歩道があり、そこにわずかな流れを見ることができる。案内板に「わが国最初の工業用水」とあり、二ヶ領用水が田畑だけでなく工場にも水を供給していたことが分かる。

A:ミューザは川崎駅からデッキ通路で直結している。
      かわさきテクノピアは川崎駅西口から徒歩7分ほど
B:川崎駅からバス(川54小漉駅行き・5分)
C:市場は尻手駅から徒歩5分 二ヶ領用水は鹿島田駅から徒歩5分
⑷テクノピア入口に建つソリッドスクエア

⑷テクノピア入口に建つソリッドスクエア

⑸水処理センターの重厚な建物

⑸水処理センターの重厚な建物

⑹建物自体が処理施設になっている

⑹建物自体が処理施設になっている

⑺操車場跡には企業のビルも多くある

⑺操車場跡には企業のビルも多くある

⑻南部市場入口 奥は広い

⑻南部市場入口 奥は広い

⑼二ヶ領用水が湧きだす小さな滝

⑼二ヶ領用水が湧きだす小さな滝

幸区全域
東海林美千代
シニアリポーターの感想

 30年以上前に幸区に住んでいたのですが、あのころは新川崎の操車場跡は遊び場でした。凧揚げやバドミントンなどした思い出があります。そこが激変。企業の大きなビルや、将来を見据えた研究ラボが建っていて、本当に驚きました。
 多摩区で上水道の施設を見学しましたが、幸区には下水処理の施設がありました。一年中ひと時も休まず動いていることもですが、地域住民との繋がりを大切にしていることに感銘を受けました。
 川崎駅前のビル、テクノピアなどの高層ビルにも驚かされます。けれど、区内の落ち着いた閑静な雰囲気は変わっておらず、今も住みやすい地域なのだろうと感じました。