シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

夏休み動物ふれあい広場 動物たちがみんなに会いに来た!!

取材日 2012年08月24日(金)

イベント会場全景
イベント会場全景
スタッフが動物のえさの準備
スタッフが動物のえさの準備
十四節気「処暑」(暑さが峠を越えて後退し始める)とは言え、残暑厳しいこの日高津区の大山街道を溝口から多摩川へ向かって歩いていく途中、右手に溝口南公園がある。高津駅からは徒歩4分、帝京大学付属溝口病院の裏手を通りすぎるとこの公園が見える。この園内には高津こども文化センターが併設されていて、ここで高津第一地区社会福祉協議会主催による移動動物園が開催された。夏休みの最後に多くの親子・保育園児等が動物たちとふれあい、笑顔と歓声と驚き、そして目を輝かしていた。 
  開園にあたりスタッフが動物の餌の野菜を細かく切り刻み準備に追われていた。主催者の挨拶の後に高津保険福祉センター高田さんによる、暑さ(熱中症)対策の注意の中に「小さいお子さんは、より地面に身体が近いため大人より暑さを感じやすいので特に注意が必要など」興味深い話があった。また、子供たちには動物園スタッフより小動物の接し方の説明があり、ふだん動物園でも聞くことのできない話を聞き会場へ飛び出していった。
会場の動物にふれて遊ぶヒヨココナー」では、ヒヨコを小さいかごに入れ、こわごわとさわり、やがて手に取り親子でふれあい楽しんでいた、ポニーの乗馬体験コナーは開園と同時に長い行列が出来、乗ると泣き出す子、大はしゃぎの子、親子で記念写真を撮ったり、イベントの中で最高の人気でした、終了時間にスタッフが行列の最終者の設定に苦労していた姿が印象的であった。

小動物コナーでは、ウサギ、モルモット、ニワトリが柵の中に放たれ、自由にふれあい遊んでいた、ヒツジ、ヤギコナーは餌をやる子、手をかまれ泣き出す子、餌を与える為スタッフへの処へ何度もかけ足で野菜をもらいに行く子、さまざまな光景があちら、こちらで見られた。開催時間の中ほどで、お子さんにジュースによる水分補給のサービスが有り、入場料・餌代・ジュース代全て無料で参加できることを知らない親子も数組いた。

参加者の中に溝口駅近くの保育園の園児約40名が園長と保育士、久地円筒分水近くの保育園が保育士と約30名弱が来園していた、参加した親子、そして、両保育園とも毎年の移動動物園を楽しみにしているようであった。

主催者の河原会長によると、今回で17回目(途中1回雨で中止)続いているイベントであり、近年は来場者が500人以上で今回も500人前後でしょう、今後も地域の子供たちにぜひ楽しんで頂きたい。また費用は15万円以下で、企画運営は主催者スタッフのボランテアで行っているとのこと。

ヒヨコとふれあう親子

ヒヨコとふれあう親子

ポニーに乗馬体験

ポニーに乗馬体験

スタッフより動物のえさを受け取る児童

スタッフより動物のえさを受け取る児童

望月正一
シニアリポーターの感想

 子供たちの生き生きした姿を見ながら昨今の子供たちを取り巻く社会情勢から、小動物にも命があり命の尊さを教え、又、なかなか経験出来ない動物に手を触れ、抱き上げ、餌を与える事が出来るイベントは貴重であり、命の尊厳、命の尊さを体験し実感させるイベントである感じた、このイベントは費用に対する効果は他の同様な多くのイベントに比較にならない程大きいと思え、今後も続けて行って欲しいイベントであり、地域の多くも子供の参加と地域の援助を願い会場を後にした。