私を見て、私を見て 安部先生
まづ ウオーミングアップ
リコーダー練習
“1000人の市民による大合奏・大合唱 「少年の祭典」 ボレロ
参加者大募集・誰でもどんな楽器でも参加できます。
主催 ボレロを楽しむ会実行委員会 共催 川崎市教育委員会その他
制作 (NPO法人)芸術村あすなろ“
このチラシを見て心が動いた方は多いと思う。その練習と本番を取材した。
大寒波の12月9日3回目の全体練習が富士見台小学校の体育館で行われた。
ウォーミングアップの体操、合唱、各教室での楽器別、最後に全体で3時間びっしりの練習だった。
合唱では「楽譜はチラッと見て、すぐ前を向いて」と 安部順子先生の伸びやかなソプラノの指導でどんどん声が出て、生き生きしてくる。
楽器別練習はリコーダーの教室をのぞいた。30人ばかりの子供に
「どうしょうかなぁ(Aメロディー) こうしようかなぁ(Bメロディー)
AとBの繰り返しのしっぽが変わっていくでしょう。そして、よし、決めた!こうしよう バーンと太鼓とシンバルが鳴るよね。そぉ、クライマックスって分るかな? ク,ク,ク,クと決めていくんだよ」と明るく指導している。
全体練習では指揮の安部先生が「私は大きな船の船頭さんです。皆さん、私を見て、私を見て、イヤでしょうけど私を見て」と統率し盛り上げていく。
全体練習は12月15日の本番の直前が最後である。
合唱の田口翠さんは(最年長78歳)「私は歌うことが好きでいろんな所で歌っていましたが安部嘉伸先生(順子先生の亡くなられた夫君)の心から歌うという方針が私にピッタリなので、30年間ずっとあすなろで歌っています」
サックスのソロの男性(プロ、目がご不自由)は「参加者のボリューム、エネルギーが素晴らしい。もっと盛んになればよい」と語られた。
★ 続く本番は、その2をお読みください。