
- 花と緑の交流会パンフ

- 市立高津中学校吹奏楽部も緑のティシャツで演奏
“川崎は最高”の力強い声で、呼びかけながら会場に姿を見せたのは、日焼けした柳生博さん
「ここで、僕の前に出演した川崎市立高津中学校吹奏学部は素晴らしい。展示された38団体のパネルや、数団体のコーナーに出てくる人は皆、野良仕事をやっている。これがいいね。」会場全体が暖かい雰囲気に包まれる。
演題「森と暮らす、森に学ぶ」
~人も緑も生きものも、すべてが機嫌よくいきる知恵~
今日があるのは、先人の野良仕事が脈々と引継かれていることにある。野良仕事の文字は、の(野)をよ(良)くする仕事と書く。なつかしい里山がある。僕はふさぎ込んだ時は、野良仕事をする。それは、小さいときから、おじいさんに「野良仕事をしなさい!」と時には厳しく、時には優しく言われた。この言葉は、年をとった今でも自分・息子・孫をも励ます。
手入れが行き届かず、荒れた竹林が増えることは心配。雑木林を増やさなければならない。
伐採・枝うち・下草取り・光をあてる必要がある。雑木林には・田んぼ・小川・集落・湧水がある。その奥には神々がおられると言う神々しい場所でもある。人も緑も生きものも、すべてが機嫌よく生きる知恵を学べる。
「なつかしい風景には、確かな未来がある。」こどもの楽しい遊びは野良仕事。孫には面と向き合って野良仕事を教える。心して、おじいちゃんをやっている。今住んでいる八ヶ岳の生活体験を紹介しながら「かっこうよくおじいちゃん・おばあちゃんをやりましょう。」と結ぶ。
展示のために早朝から各団体が集まり、普段の活動風景のパネル展示に余念がない。企業も数社参加。シニア達は、「生活に無理がない程度に活動する。花が大好き。社会に何か貢献が出来れば良い。」口を揃えて話す。これこそ「かっこうよいおじいちゃんおばあちゃんをやりましょう!」緑の帽子・ジャンバーのいでたちは元気なシニアの活動にふさわしい!