シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

野良仕事をしなさい!!

取材日 2013年01月26日(土)

花と緑の交流会パンフ
花と緑の交流会パンフ
市立高津中学校吹奏楽部も緑のティシャツで演奏
市立高津中学校吹奏楽部も緑のティシャツで演奏
“川崎は最高”の力強い声で、呼びかけながら会場に姿を見せたのは、日焼けした柳生博さん
「ここで、僕の前に出演した川崎市立高津中学校吹奏学部は素晴らしい。展示された38団体のパネルや、数団体のコーナーに出てくる人は皆、野良仕事をやっている。これがいいね。」会場全体が暖かい雰囲気に包まれる。
 
演題「森と暮らす、森に学ぶ」  
~人も緑も生きものも、すべてが機嫌よくいきる知恵~
今日があるのは、先人の野良仕事が脈々と引継かれていることにある。野良仕事の文字は、の(野)()くする仕事と書く。なつかしい里山がある。僕はふさぎ込んだ時は、野良仕事をする。それは、小さいときから、おじいさんに「野良仕事をしなさい!」と時には厳しく、時には優しく言われた。この言葉は、年をとった今でも自分・息子・孫をも励ます。
 
手入れが行き届かず、荒れた竹林が増えることは心配。雑木林を増やさなければならない。
伐採・枝うち・下草取り・光をあてる必要がある。雑木林には・田んぼ・小川・集落・湧水がある。その奥には神々がおられると言う神々しい場所でもある。人も緑も生きものも、すべてが機嫌よく生きる知恵を学べる。
 
「なつかしい風景には、確かな未来がある。」こどもの楽しい遊びは野良仕事。孫には面と向き合って野良仕事を教える。心して、おじいちゃんをやっている。今住んでいる八ヶ岳の生活体験を紹介しながら「かっこうよくおじいちゃん・おばあちゃんをやりましょう。」と結ぶ。
 
展示のために早朝から各団体が集まり、普段の活動風景のパネル展示に余念がない。企業も数社参加。シニア達は、「生活に無理がない程度に活動する。花が大好き。社会に何か貢献が出来れば良い。」口を揃えて話す。これこそ「かっこうよいおじいちゃんおばあちゃんをやりましょう!」緑の帽子・ジャンバーのいでたちは元気なシニアの活動にふさわしい!
この種植えてみませんか?

この種植えてみませんか?

発表団体2点の中から

発表団体2点の中から

緑の帽子とジャンバーが良く似合うシニア

緑の帽子とジャンバーが良く似合うシニア

取材同伴者名:望月正一 吉川真紗美
砂田 紘子
シニアリポーターの感想

 数十年前の煙害の川崎は花の都に様変わり。整備された花壇をどこでも見かける。200を超える団体が四季折々努力している。緑のティシャツの高津中吹奏楽部も会場のシニア達に、元気を与える。この企画にも感謝!

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