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早春の多摩丘陵ウオーク

取材日 2013年03月06日(水)

多摩よこやまの道
多摩よこやまの道
桜ももうすぐ
桜ももうすぐ
 “赤駒を山野に放し捕りかにて多摩の横山徒歩ゆか遣らむ”
と万葉集に詠われた多摩丘陵の「多摩よこやまの道」ウオークに参加した。
主催は相模原市ウオーキング協会である。
厳しい冬から一転、気温が急上昇した3月6日、空は真っ青、風は光り、遠く薄い雪化粧の丹沢山系と白く冷たい富士山が望める絶好のハイキング日和であった。参加者は339人、100パーセント、シニア。歩きながら明日のウオーキングの話をする女性たち、週2回はウオーキングに参加している男性、とみなさん元気いっぱいである。
  相模原市の橋本をスタート。本日のルートは日本最大規模の都市開発をおこなった所を通る。まず、開発したけれど需要がないままススキのおい茂る平原の横の雑木林を歩く。裸木の林は明るく茶色の枯葉の下に緑の芽吹きを見た。
多摩南部配水所から尾根緑道に入り小山田内裏公園を目指す。展望台から大山、三ノ塔、丹沢山が見えた。ベトナム戦争のころ米軍が修理した戦車を走らせ戦車道と呼ばれた道である。木のチップを敷いた道は柔らかく「この道は広くて、歩きやすくて、車がないのがいいですね」「それに長しね」
犬の散歩をする人、幼稚園児などたくさんの人が楽しんでいる。
八王子市の長池公園から「よこやまの道」に入る。ところどころに歴史の説明盤がある。馬に乗ったままでも大丈夫なくらいな山道と住宅街を歩く。尾根伝い、見下ろすと、昔の人はいざ、現在はよく見かける大型ショッピングセンターの新しい町が見えた。大妻女子大を過ぎ,東京ガスの大きなタンクを過ぎ、奈良原公園で昼食。
「多摩よこやまの道」はこの後、石の広場、一本松公園、丘の上の広場、若葉台と続く(18km)のだが、私を含む半数の人が多摩市の多摩センタ―(12km)で解散。次回は若葉台から歩いてみたい。
老若男女みんなが気軽に楽しめるよう公園から公園につながる散策ルートで、各所に最寄りの駅への標識がある。 
雑木林の道

雑木林の道

長池公園のいぬふぐり

長池公園のいぬふぐり

多摩南部配水所

多摩南部配水所

勝野井 央子
シニアリポーターの感想

 
“早春” 大好きな季節です。とても気持ちの良いウオーキングでした。皆さんにお勧めします。

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