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五感で楽しめる川崎工場夜景

取材日 2013年05月03日(金)

東亞石油工場夜景
東亞石油工場夜景
ゼノン・旭化成ケミカルの工場夜景
ゼノン・旭化成ケミカルの工場夜景
 人気の高い川崎工場夜景のバスツアーに参加した。JR川崎駅東口日航ホテル前を午後六時半のスタートである。このツアーでは、ボランテアの市民ガイド「川崎夜景ナビケーター」が二人同行し案内してくれる。

 50年前に川崎に出て来た頃、空を見上げれば星どころか、目もあけられないほどの煤煙の街だった。それが、工場の夜景を見る事など夢のような話です。数年前、川崎市が工場夜景のツアーを計画したら20倍近い応募があり、その人気を知って、翌年から、市と観光協会、旅行会社が協力してこの様なツアーが始まったとの事でした。公害を征服した川崎が、環境のモデル市となった今、その工場夜景を堪する時間は、あっと云う間だった。

 五感で楽しめるとの触れ込みのツアーバスは、たそがれ時の川崎駅前をあとに、一路、臨海地帯へと向かう、最初は、東亞石油の工場夜景を車窓から眺め(視覚)、次に大きなファスナ―のオブジェが有る根本造船所から見るゼオン、旭化成ケミカルの工場の漂う香りと音、風(嗅・聴・触覚)を感じ、少しバスを進めると、今度は日本触媒などの夜景を鑑賞した。そのあとは、いよいよ、評判の「工場夜景カレー」を食する(味覚)為に、10階360度展望が出来る川崎マリエン展望レストランに向った。羽田空港などの夜景を見ながら、ゆっくりと川崎産業観光学生らが開発したカレーを賞味した。

 食事の後、展望台から夜景の眺めは、それは格別で連なって着陸する航空機、すぐ近くに待機する航空機の輪は、まるでUFOだと言うナビケーター感想。遠くに花火が、・・ デズニーランドの花火だ。スカイツリーとタワーのコラボ、東京新名所の橋、東京ゲイトブリッチも見える、反対側にも花火が・・・。今度は八景島の花火だ。眺望を楽しんだ後に乗り込んだバスは、浮島の工場夜景群を楽しみながら帰路に向かった。浮島の絶景の浮島工場群を見てからアンケートを記入してください、と、ナビケーターが云うほどその夜景は素晴らしかった。しかし、車窓と高速道路という点でただ、眺めるだけでカメラには収められなかったのは残念でした。バスは、出発点の川崎駅前に到着し、ツアーは終わった。その時は丁度、予定の9時半だった。

日本触媒の工場夜景

日本触媒の工場夜景

たそがれ時の川崎駅前

たそがれ時の川崎駅前

これが工場夜景カレーだ

これが工場夜景カレーだ

川崎市臨海部
宮島 賢治
シニアリポーターの感想

 工場夜景の撮影は、初体験だったので、カメラのシャッター速度が遅くなり、撮影した写真の大半が流れてしまっていて、今更ながらカメラの難しさを知った。三脚か、一脚ポール持参のツアー参加とすれば良かったのにと思いました。それでも、羽田空港の旅客機絶え間ない離着陸、遠くのデズニーランド、八景島の花火、スカイツリーと東京タワーが良く見れて良かった。

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