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まだ間に合う!身近で間近に楽しめるオペラ「魔笛」

取材日 2013年05月07日(火)

幻想的な 1場面

幻想的な 1場面

衣装、小道具も学生の手作り

衣装、小道具も学生の手作り

ここが会場、バス停の目の前

ここが会場、バス停の目の前

地域コミュニティの拠点となっている宮前区の宮前市民館菅生分館にて、オペラ「魔笛」が上演される。6月1・2日の両日開催される「第27回菅生分館まつり」の目玉企画である。6月2日午後の1回公演。

 
オペラ『魔笛』は、モーツァルトが残した最後のオペラ
 「魔笛」はモーツァルト自身の指揮で初演された。その数ヶ月後に彼は亡くなったが、当時は年に100回も演奏されたという大ヒットオペラになった。
今回の「魔笛」は、オペラを初めて鑑賞する人にもわかりやすいように、日本語で上演される。本来3時間かかるこのオペラを、ナレーションでつなぎ、より分かりやすく、2時間のハイライトにしている。
 ある国の王子タミーノが鳥刺しのパパゲーノと共に、夜の女王の娘パミーナを救う童話的物語。

出演は洗足音楽大学「須永・境ゼミ」。
総監督は須永尚子(すながなおこ)同大学教授。二期会会員、日本オペラ協会会員であり、スペイン政府の留学生として数度の渡欧。スペイン歌曲の研さんを積み、ウィーンで行われているウィーン音楽講習会にも、2000年より日本側スタッフとして加わる。さらなる活躍が期待されている、メゾソプラノ歌手。演出は境信博氏。

舞台・会場は
 衣装・小道具など、すべて学生が手作りした。楽しい二重唱「パ・パ・パ」は有名なメロディー。合唱やメルヘンチックな舞台演出も楽しみのひとつ。会場は100席というから一般的ホールとは違って、演者を間近に鑑賞できるのもめったにない体験となる。「モーツァルトのファンタジーな世界を提供したい」と須永さんは語る。

 
※申し込み・アクセス
 オペラチケットは会費制で1,000円。事前に申し込みが必要。
現在受け付中(TEL080-3126-2340荒川)。
621410開演。第一会場(菅生分館)。電話044-977-4781
会場へは:宮前平駅・溝の口駅南口・柿生駅南口・登戸駅・生田駅・向ヶ丘遊園駅北口     各駅よりバスを利用。蔵敷バス停下車。
■菅生分館まつりは、6月1・2日10時~16時開催。自由参加。花、野菜即売・作品展示・ダンス・着付け・音楽・子ども広場など多彩な催しが行われる。同分館を定期的に利用している登録団体30余の利用者懇談会を中心に、分館と地域を結ぶまつりは盛大である。
主催:菅生分館まつり2013実行委員会・川崎市教育委員会 
協力:子育て支援センターすがお

 

取材協力 荒川洋子(シニアリポーター)
菅生分館
石渡一美
シニアリポーターの感想

このリポートはイベントの事前取材なので、観覧を希望される方はまだ間に合います。但し、100席なので定員を満たせば整理券はありません。
バス便ではありますが、意外に便の良いところです。
 この機会にオペラの代表的演目の「魔笛」が鑑賞できたら大変ラッキーです。

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