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太陽光でゆで卵を作る

取材日 2014年07月06日(日)

ソーラークッカーでできたゆで卵 

ソーラークッカーでできたゆで卵 

ソーラークッカーの説明を聞く

ソーラークッカーの説明を聞く

出前授業風景(ソーラーチーム提供)

出前授業風景(ソーラーチーム提供)

「ゆで卵を水も火も使わずに作る方法があります。」

◇ソーラークッカー
    梅雨の晴れ間、川崎市国際交流センター中庭の一角に、ソーラークッカー(太陽光エネルギーを熱エネルギーに変換、蓄熱して調理する機器)3台が設置されていた。直径85㎝ほどのパラボラ型をしたアルミ製のクッカー1台の中央には生卵が入った黒い鍋がセットされている。太陽の動きに合わせ向きを手動で調整していく。一時間ほど経つと水も入れていないのに美味しそうなゆで卵ができ上がった(写真)。
    ソーラークッカーは晴れていると150℃位になり、お湯を沸かすことも出来る。薄曇りの今日でも温度計は100℃を指している。
    7月6日(日)開催された「2014インターナショナル・フェスティバルinカワサキ」の体験コーナーの一つだ。

◇ソーラーチーム
   実演しているのは、自然エネルギーが大好きな仲間たちで運営されている市民活動団体「ソーラーチーム」だ。“自然エネルギーで地球温暖化を防止しよう。市民の力で自然エネルギーを推進しよう”を願いに15年ほど前から活動している。
市の環境局から認定された温暖化防止活動推進員を含む十数名が構成メンバーだ。市の環境局から認定された温暖化防止活動推進員を含む十数名が構成メンバーだ。

 川崎市が、高津市民館内に開設した「CCかわさき交流コーナー」は、市内の地球温暖化防止にかかわる様々な団体(市民活動団体、事業者、行政等)と連携し、地球温暖化防止に向け、「地球温暖化対策に係わる質問、相談への対応」、「活動ネットワークの連携強化」、「地域における実践モデル活動支援」、「市民、事業者の取組の参考となるような情報の収集、発信」等の役割を担っている(参考文献:環境情報2010.12.1)。川崎市が、高津市民館内に開設した「CCかわさき交流コーナー」は、市内の地球温暖化防止にかかわる様々な団体(市民活動団体、事業者、行政等)と連携し、地球温暖化防止に向け、「地球温暖化対策に係わる質問、相談への対応」、「活動ネットワークの連携強化」、「地域における実践モデル活動支援」、「市民、事業者の取組の参考となるような情報の収集、発信」等の役割を担っている(参考文献:環境情報2010.12.1)。
 *ソーラーチームは市民活動団体のひとつとして活動している。

◇活動内容
    他にも、太陽の力で動く電車、おもちゃの虫、扇風機、ラジオなどが展示されているが、目に見えない「太陽エネルギーの見える化」を図り自然エネルギーを実感してもらうのが目的だ。
 展示活動のほか、授業の一環として市内の小学5年生を対象にした出前授業や一般向けの市民自然エネルギー講座を行い、太陽光発電や太陽熱の利用について実演・説明を行っている。

◇メンバー募集
    チームリーダーの山下さんは、「メンバーを募っています。自然エネルギーに興味のある方は是非ご参加下さい。」と話していた。

連絡先 川崎市地球温暖化防止活動推進センタープロジェクト ソーラーチーム
    リーダー 山下 博子  
E-mail:  BRB11652@nifty.com
ホームページ: http://solarteam.digi2.jp/
川崎市国際交流センター(中原区)
松井 洋一
シニアリポーターの感想

 太陽の力を改めて見直した。
 ソーラーと聞くと屋根に設置する高価なソーラーパネルを思い浮かべるが、キャンプでのソーラークッカー(4万円程度)の利用や、小さな太陽光パネルで身近な電化製品を動かしてみるのも面白そうだ。

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