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朱夏体験 餃子&中国茶

取材日 2014年08月02日(土)

茶葉と杯セット
茶葉と杯セット
水餃子
水餃子
 8月2日多摩市民館で多摩市民館デ―が開催された。区民は11時~15時の間にふらりと来て、英会話、浴衣の着方と帯結び、正しい歩き方、切り絵、詩吟などなど16の生涯学習項目から自分が希望するものを体験できる。
多文化交流グループ世界のひろばが企画運営する「餃子作り体験」と「中国茶体験」をした。中国旅行をした参加者がいて、中国談議に花が咲き、少人数でアットホームな雰囲気だった。
餃子体験
水餃子を作った。皮は、焼き餃子より厚めに、小さめの円形に伸ばす。
具は、豚ひき肉、白菜、長ネギ、ニラ、生姜で、ニンニクは入れない。
付けダレは、酢、ゴマ油、味の素でちょっと酸っぱかった。
食感はつるりとして、もっちりと歯ごたえがあった。中国ではたくさん作り、主食として食べるという。
講師の余(よ)さんは河南省出身。留学生として来日、中国人と結婚し、世界のひろばのスタッフとして活躍中。河南省は火山がなく、地震もないそうである。
中国茶体験
中国にお茶の勉強に行った経験があるスタッフが説明しながら茶をいれた。
日本茶は蒸して作るが、中国茶は釜煎りし、発酵させて作る。良品の見極めは難しい。
テーブルには中国茶道具と5色の茶葉が並べてあった。
黒茶(プ―アール茶):固めてあり、割って、砕いて使う。味はまろやか。
紅茶:中国紅茶はスキッと硬い香りと味がした。渋みは全くない。
青茶:ウーロン茶である。
黄茶:渋みと甘みがあり、日本茶に近い味がしたが、香りは中国っぽい。
白茶:二葉一芯…新芽を摘み取った高級茶である。味は薄かった。油ものを食べた後の口直しに、茶葉をそのままポリポリ噛んだりする。
中国茶の入れ方
日本の茶道のような細かい規則や決まりはない。お茶や道具の話をしながら楽しく心豊かに嗜むのが中国茶芸である。この日は以下のように入れた。
1 急須に茶葉を入れ、湯を注ぐとすぐに湯を捨てる洗茶という事をする。
  日本と違って中国は道の傍などで栽培しているので汚れを取る。
2 湯を山盛りに注ぎ、茶葉が膨らんで注ぎ口からポコッとあふれてから細長い杯に注ぐ。細長 い杯は香りを閉じ込めるための杯である。
3 盃状の杯で蓋をして、茶盤の上でさっとひっくり返し、盃状の杯に移す。
4 細長い杯を外し、ゆっくり香りを嗅いでから、茶を味わう。
白、黄、青、紅の茶葉

白、黄、青、紅の茶葉

黒茶(プ―アール茶)

黒茶(プ―アール茶)

茶盤の上でお茶を注ぐ

茶盤の上でお茶を注ぐ

多摩区多摩市民館
勝野井 央子
シニアリポーターの感想

 上品でエレガントな朱夏の午後を過ごしました。
中国茶の香、味は全く自信がありませんが、感じたままを書きました。

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