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第32回あさお区歩け歩け運動

取材日 2014年11月02日(日)

真剣に準備運動
真剣に準備運動
林道は涼しいね
林道は涼しいね
 あさお区スポーツ推進委員主催の歩け歩け運動11月2日(日)に行われた。毎年コースを変え今年で32回目。当日、集合場所の麻生区役所広場に幼児から80代までの老若男女60名ほどが受付を済ませコースの概略などの資料をもらう(参加費無料)。9時30分の出発前に開会式。推進委員長挨拶、諸注意に続いて準備体操をして役所を出る。
 先ず向かったのは麻生高校の先、向原南緑地である。麻生警察横を平尾方面に進み10時20分ごろ到着する。木陰の涼風に癒され小休止。うっそうと茂る雑木林の登りを800メートル、向原の森公園。千代ヶ丘の住宅街に出て、給水塔が目に入るが、その手前の七国峠の史跡碑を読む。実は、この峠の名称がクイズとなっていたのである。もう一つの出題は、この先の川崎授産学園で、中庭の鐘の数である。
 10時40分ごろ園に到着、ご厚意に感謝して中庭で休憩。中央にある鐘12個を確認する。11時の出発まで歓談。このイベントは、当日受付で予約の必要はない。参加した人は「楽しくて、毎年来ています」「運動を兼ね人との出会いも楽しみなのです」などの声が聞かれた。
 元気を取り戻し、次の目的地菅さくら公園へ。林の小道を進むとよみうりランド遊園地正面入り口、混雑する駐車場の脇を通り抜けると静かな住宅地、その先が公園である。前日の雨で斜面は滑りやすい、慎重に下り桜並木に出る。授産学園から2.4キロ、お腹が空いてきた。400メートルほど歩き昼食場所の農業技術支援センターへ11時40分到着。
 三々五々センター内で弁当を広げる。眼下にサッカー場や遊園地が見える展望台で食事をした人も多く、その展望を楽しんでいた。1時間後に記念撮影。アンケートとクイズの回答を提出して12時50分出発した。
 いよいよ後半、多摩美ふれあいの森まで900メートル、住宅街を垣間見ながら林を抜け、逆さ大門で有名な細山神明社到着。お参りをして香林寺を目指す。五重塔で知られる臨済宗建長寺派の寺で1時30分到着。塔を見上げて休憩。皆さん、さすがに疲れてきたようで静かである。
 寺社めぐりでさわやかな気持ちとなり、下り道を万福寺さとやま公園まで15分ほど歩く。麻生区役所まであと5分と聞き元気になる。ゴールは、予定より若干早く14時30分、全員無事到着。閉会式でお土産に納豆、さらに抽選で地元野菜までもらう人もあり14時50分和やかに終了した。
細山神明社

細山神明社

香林寺の五重塔

香林寺の五重塔

ゴールは近いぞ

ゴールは近いぞ

取材同伴者名:なし
山崎 靖雄
シニアリポーターの感想

川崎市多摩区に居を構えて50年余り、大概は分かっているつもりだったが、全く知らないところが多く、改めて地域の魅力を実感した。トータルで11キロ、約4時間の歩行は変化に富んだコースで楽しく、リピーターが多いことに納得。スポーツ推進委員の企画に感謝したい。

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