
- 標識

- 湧水の小道
秋、散歩をするには絶好の季節となってきました。
散歩は軽い運動だが健康な体作りには年齢を問わず有効といわれている。
そこで、今回は身近な散歩コース「江川せせらぎ遊歩道」を紹介してみることとした。
「江川せせらぎ遊歩道は、下水道整備により二ヶ領用水の支川であった江川が河川の役割を終えた跡地を利用して、新しい都市空間の創造を目指したもの~」と平成15年6月に完成と川崎市上下水道局のHPに載っている。
南武線・武蔵新城駅から5分ほど行くと遊歩道の起点がある。「江川せせらぎ遊歩道」の大きな標識があり、総合案内板には終点までの8つのエリア①湧水の小道 ②桜のプロムナード ③散策の道 ④ふれあい広場 ⑤せせらぎ広場 ⑥清流の道 ⑦あぜの道 ⑧河原の道 の詳しい説明がある。
エリアには植物や自然石がテーマに合わせて配置されている
遊歩道のわきを流れるせせらぎには、等々力水処理センターで下水を高度に処理した水が流れている。
川にはアメンボ、鯉、メダカ、ザリガニなどがおり水中の生き物を見ながらの散歩も楽しい。
水辺には様々な花や木が植えられており、季節ごとの彩りを添えている。今は彼岸花、コスモスなどが咲いている。また、桜のプロムナードでは金木犀が咲き匂っている。
春には小さかったカルガモもすっかり成長して遊歩道でくつろいでいる。青鷺も姿を見せ、せせらぎ広場ではザリガニ釣りをしている親子に出会う。
清流の道エリアにはあずまやもあり休憩もとりやすい。
散歩は体だけでなく心にも効用がある。やわらかな日差しを浴びながら、風にふかれ、せせらぎの音や鳥の声に耳を傾け、季節の花や木の香りを吸い込む。そんな五感に穏やかな刺激がストレス解消につながる。
江川せせらぎ遊歩道は全長2.4㎞とはいえ、せせらぎがあり、水辺に咲く花草木、虫、鳥、魚など生き物がいっぱいいる。あぜの道の終わりにある「江川せせらぎ遊歩道」の石碑で折り返し往復すると5㎞弱、休憩を入れて1時間半程度の散歩コースである。広場では母子が戯れ、遊歩道はシニアが散策する姿が多くみられる場所です。