市民相互の交流を目的とした今年で9回目を迎える市民活動「どんなもんじゃ祭り」が高津区市民活動見本市実行委員会の主催で、JR溝の口駅前の高津市民館で開催された。
<高津どんなもんじゃ祭りの目的>
この催しは、市民団体が1年間の活動を紹介する場に市民が参加し、活動体験する事で、自分探しの手伝いをするイベントである。催しの場を通じて、人とつながり、街とつながることで高津区を市民自らが活性化することを目的にしている。
<どんな事を体験できたの?>
環境、福祉、子育て支援等様々な分野で活動している40以上の団体がパフォーマンスを披露したり、体験型ブースや活動状況報告のパネル展示で、市民活動を紹介したりしていた。
大会議室では、桜井純恵さんによる歌のライブを皮切りに歌声、体操、よさこいソーラン等が実演された。ブレイクダンスでは会場から飛び入り参加、多言語交流ではゲームに子どもが参加し、市民がパフォーマンスを盛り上げていた。
体験型ブースでは、囲碁クラブメンバーと子どもが対局、手工芸の手作りバッグは自分のために、手作りキーホールダーは孫へのお土産として一生懸命つくる姿も見受けられた。
パネル展示では、「夏休み自由研究申し込み受け付中」と掲示されており、小学生から科学好きになるような草の根活動も紹介されていた。
<連携イベント>
今年は偶数月の第3日曜日に開催されている高津区の「たちばな農のある町づくり」、「地元野菜即売会・さんの市」とも連携し、「久本薬医門公園」で産直野菜の即売が開催されており、雨にもかかわらず取れたて野菜の品定めに盛り上がっていた。
<参加者の声>
高津市民館と久本薬医門公園を掛け持ち参加する市民も多く、「野菜即売」や「じゃんけん大会が楽しみで毎年参加している」との感想や、パネル展示コーナでは「ボランティア活動を探しに来た」方が主催者と話をしている姿も見受けられた。
問い合わせ先:高津区役所地域振興課・044-861-3133
孫のためにキーホルダー作り
夏休みの宿題お手伝いします
さんの市・野菜販売
若いお母さんが、環境や食事についての質問や自らの意見を交換したりする姿をみて、市民活動のすそ野が若い方にも広がりだしたことを感じた。花より団子の産直野菜をゲットするジャンケン大会も大いに盛り上がり、梅雨空を吹き飛ばすような市民活動の熱気を感じた。