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えー、ホントかな!そんなに若返るの

取材日 2011年09月06日(火)

ふくらはぎ強化

ふくらはぎ強化

脛の前の筋肉強化

脛の前の筋肉強化

太ももの表側を鍛える

太ももの表側を鍛える

 「老化に負けない体づくりをしよう」というタイトルで「脳と体の若返り教室」のリポートをお届けした。(6月28日付けで掲載)受講後の脳の活性化実験(記憶力、言語力、注意力)や体力検査(スクワット、腕立て伏せ、腹筋、握力、体重、体脂肪率、体年齢)の結果、項目によっては2割から5割の改善が図られたとされる。

 「え-、ホントかな」といった気持が拭えず、実際に受講者として参加し体験することにした。(主催:宮前老人福祉センター 講師:本山輝幸先生)

 以下数回に分けて体験記を報告する。(628日付リポートの続編と理解頂ければ幸いだ)

先ず、脳と体(筋肉)の密接な関係、筋肉の種類と働きなど基本的事項を整理してみた。

脳と筋肉の密接な関係

*脳と筋肉は神経線維で繋がっていて、筋肉は脳からの指示で動く。同時に筋肉の働きが脳への刺激となって脳を活性化する。

*筋トレにより脳と筋肉の神経が太くなると、脳からの電気信号が各筋肉に伝わりやすくなり、逆に筋肉の運動刺激も脳に行き易くなる。

*筋肉は筋線維の束であるが、使わなくとも数は減らないが細く弱くなる。筋トレで鍛えると太く強くすることが出来る。神経線維が細くなったり切れたりすると体が思うように動かなくなる。

筋肉の種類とその働き

*筋肉は2種類の筋線維が混じり合って構成されている。瞬発力を引き出す時に使われる速筋(白筋)とゆっくり収縮し持久力を引き出す遅筋(赤筋)とに分かれる。

*速筋はハードトレーニングで強化される。短距離やウエイトリフティングで使われる。また、速筋強化は転倒防止に役立つ。一方、遅筋はウォーキング、ダンス、水泳など持久力を引き出す時に使われる。

筋トレの効果

*筋肉が強化され体の動きが活発になると全身の血流が増加し、脳と臓器が活性化され感情や思考が前向きになりストレスが減少する。

筋トレは脳と筋肉の神経を刺激して両方の発達をバランスよく促すといえる。

 

注:①リポートの字数制限により基本編は2部に分かれました。

        ②リポート掲載の写真は1編5枚までの制限があるため第3編で解説するセルフ筋ト

レ用の写真を載せてあります。内容については第3編で解説します。

 

中島正嗣
シニアリポーターの感想

筋肉と脳の密接な関係を理解していなかった。筋肉は脳の指令で動き逆に脳は筋肉の働きによって活性化する。筋線維は鍛えないと細く弱くなり、鍛えると太く強くなる。目からウロコの勉強だった。
シニアの健康維持もやれば出来る。

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