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葬儀の生前見積をご存知ですか?・・・・「かわぽ」協賛企業紹介

取材日 2015年09月04日(金)

仏具店から葬儀社を展開

仏具店から葬儀社を展開

指定業者看板と小林社長

指定業者看板と小林社長

美術工芸品としての仏壇

美術工芸品としての仏壇

 旧家でもない限り、たいていの世帯は葬儀を出した事がない。慶事とは違いそれは突然にやってくる。今回訪問した当サイトの協賛企業「新・弥勒堂」(みろくどう 代表小林栄一)から、避けて通れない「葬儀の費用」について話を聞いた。



施主の考える以上の出費がある
 

掛金式や保険など備えが万全と思っていても、それを超える出費になるのが葬儀で、経験者は一様に「思った以上だ」と話す。近年では葬儀の「生前見積」というものがある。 「新・弥勒堂」はこの方法を、遺族のためにも推奨している。自身の思いを込めた葬儀の希望を、同時に相談すると親身に答えてくれる。業務部長の寺岡さんは「葬儀の備えなど縁起が悪いと思わずに、安心の手段として生前見積りを利用して欲しい」と話す。「川崎市市民葬儀指定業者」でもある。他社との比較も構わないという。


「川崎市指定市民葬儀制度」とは

「市民が利用しやすい規格と料金の『川崎市指定市民葬儀制度』があります。この制度は、市民の方を対象に川崎市の指定を受けた、当店のような業者が直接行うものです」と社長の小林さんは話す。指定業者は認可を受けた証の看板を掲げている。
市では3タイプの規格と料金を定めている。高額でも14、5万円(税別)だ。これは祭壇飾付の一式であり、別途斎場費・火葬料・車代・葬儀人件費など、その他にかかる費用は含まれてない。(詳細は市のHPで)


近年に葬儀を出した経験者にインタビュー
・病院の提携業者にそのまま依頼。業者を選択する余裕がなく、なんか悔いが残った。
・遺影を家族の手で作成したかったが、セット価格に高額で含まれており実現できなかった。
・対になった置き型提灯、ベークライト製の位牌、線香立て、ロウソク立て、すでに仏壇もあり必要もないのにセット価格を理由に 押し付けられた。
・通夜の時、雨の予報に急遽テントをレンタルした。その価格にびっくり。

  見積もりを検討する場合に、十分に時間をかけることができるのも生前の利点だ。

 

【参考】
市民葬儀の案内と問い合わせ先
「新・弥勒堂」 : 044-740-3610 溝ノ口駅南口  南武線沿い川崎方面へ徒歩3分
川崎市HP : 当サイト「かわぽ」の川崎市バナー広告から「市民葬儀制度」へ
※本文記載の川崎市指定市民葬儀費用は2015年9月現在のものです。

新・弥勒堂本店  溝ノ口南口徒歩3分
石渡一美
シニアリポーターの感想

川崎市の規格で「市民葬」というものがあること自体知らなかった。遺体は絶対に柩に入れないといけないそうなので、必ず葬儀屋さんと関わることになる。お棺はその辺に売ってはいない。「お葬式」という映画ができたくらい、短時間に様々なことが展開され、判断をしなければならない。生前見積を大いに検討したいと思った。

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