
- ひろのば体操

- ひろのば体操後の女性
「生きとし生けるものの最大の関心事
”異性にもてるための必須条件”は何でしょう?・・・私は”
左右均等であること”と思います」。そう明言するのは福岡市の
みらいクリニックフットケアセンタ―長で理学療法士の
湯浅慶朗氏。そうなる為には「
足指をひろげて“真直ぐ立って真直ぐ歩く”をあきらめずに心がけてください」と。
ベネッセの住宅型有料老人ホーム、リハビリホーム“
グランダ新百合ヶ丘”(H27年9月オープン)での「湯浅式足育セミナー
いつまでも歩ける足づくり」は驚きの体験セミナーだった。
自称
足指エンターテイナーの湯浅氏は「手術や薬を使わない医療」を目指している。
変形性膝関節症、腰痛、リウマチ,O脚、外反母趾、猫背、脊柱湾曲等々の原因をあきらめることなく追求し、訓練することで治療している。何歳からでも回復できるという。
先ず、ホームの男性に非日常の逆立ちをやってもらい、手指がしっかり開いていないと逆立ちはできないことを理解させた。
直立二足歩行の人間は日常、
足指をしっかりひろげて歩かないと体に色々と支障が出る。
足指健康チェック:グー、チョキ、パーを各々30秒づつ。すると、参加者30人の足指は30様。
足指の変形
外反母趾、内反小指(小指が曲がっている)、屈み指(深爪をすると指が下を向き、浮指となる)、寝指(爪が横を向いている)など色々あるが、こうした状態では体重を支えきれず、体の各部が歪み、踏ん張りが利かない。
踏ん張りテスト
立って軽く足を開き、前で両手をしっかり組手し、二人一組の相手がその組手を力いっぱい押し下げる。びくともしない人、よろめく人、足の踏ん張り力がテストされる。
後(うしろ)組手でも同様にテストする。
ひろのば体操(足指をひろげてのばす)
片方の膝に、反対側の足を載せ、足指の先端を、反対側の手指の根元の間に入れ、軽く前後に反らせる。左右で合計5分行う。
劇的効果
体操前は大きくよろめていた膝痛の女性が、体操後、彼女の後組手に70kgの湯浅氏を載せてもびくともしなかったのだ。大柄なシンユリ―ゼだったが。但し足が踏ん張れただけで膝痛が治ったわけではない。
☆ ひろのば体操は歯磨きと同様、毎日行うと良い。靴は毎日履くので。
日本人は百年位前から靴をはき始めた。
靴は、指を伸ばして履けるものを、ちゃんと固定して履くこと。
スリッポン靴は脱げないように指を縮めて履くので指が曲がってしまう。
スリッパや長靴も履かない方がよい。