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エー、ホントかな! そんなに若返るの

取材日 2011年09月07日(水)

太ももの裏側強化

太ももの裏側強化

太ももの内側強化

太ももの内側強化

お尻の筋肉強化

お尻の筋肉強化

筋トレの効果

筋トレの効果を上げるためには

鍛える部位に意識を集中させる鍛える筋肉に全神経を集中してトレーニングをすると運動神経や感覚神経が太くなり、筋肉の刺激が脳に伝わり脳全体を活性化する。(運動神経:筋肉へ中枢神経からの命令を伝える。感覚神経:感覚器官で受け取った刺激を中枢神経に伝える。中枢神経:脳と脊髄をまとめて中枢神経という)

*超回復を行う筋肉痛になるほどのハードトレーニングを行うと、筋線維にミクロの傷がつく。休養後、回復させると前より若く強い筋肉になる。(この現象が超回復)

成長ホルモンの分泌を促す:筋トレにより筋肉が疲労し乳酸がたまる。乳酸がたまると脳下垂体から成長ホルモンが分泌される。成長ホルモンは筋肉や骨の細胞を新生させ、脳と体の若返りを促す。(ホルモン:特定の細胞で作られ特定の器官のみに作用する蛋白質を成分とする物質)

若返りを図るためには

基礎代謝量を高める体組織の40%を占める筋肉を強化すると基礎体力や基礎代謝量(若さの指標)が高まる。基礎代謝量が高まると脂肪の燃焼効率が良くなり、メタボや生活習慣病の予防に役立つ。また、筋トレにより体温が上昇すると免疫力が向上する。

ストレスに強い体を作るコルチゾール(ストレスホルモン)はストレスを感じると、放出される。但し、過剰に出過ぎると筋肉を萎縮させたり海馬(脳内で短期の記憶をつかさどる)の神経細胞を死滅させ記憶力を低下させる。筋トレを続けるとストレス耐性ができ過度にコルチゾールが出なくなり筋肉や海馬が守られ若返りに繋がる。

 

脳と体がいかに密接に関係しているか、筋トレによって脳が活性化され若返りに繋がるか、などをご理解いただくため本山先生の講義を中心にまとめた。次回は体と脳に大事な栄養(食材)と病気別運動療法について紹介する。

 

 

 

中島正嗣
シニアリポーターの感想

ハードトレーニングで筋肉にミクロの傷ができ、回復すると前より強い筋肉になる。体の微妙な仕組や精巧な構造に驚きを禁じ得ない。人間が自然に身につけている能力を生かす生活を心がけたいと思った。

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