電動アシスト付き自転車が勢ぞろい
夢の島マリーナでひと休み
天気がいいと笑顔もさらに輝く
最近、自転車シェアリングとして、地域内に複数の拠点で自転車を借りたり返したりできるシステムが普及し始めている。
このシステムをうまく利用しているのが「新現役ネット・サイクリングクラブ」である。
現地集合し、貸自転車を利用してポタリングを楽しみ、終わった後は軽く飲んで帰る。メンバーは60代70代が多く、現役を引退した新しい大人の社交の場となっている。
「新現役ネット・サイクリングクラブ」主催のサイクリングイベント「第216回 臨海ポタリング」が5月14日(土)に行われた。
ポタリングとは、ハードなイメージのサイクリングより、ゆったりとしたペースで景色を楽しみながら、自転車で散歩やハイキングをすることをいう。
「自転車にもっと光を」という趣旨からできたこのサイクリングクラブは、月2回程度活動をしており、今回のコースは有明ビッグサイトから、東雲公園・夢の島・若洲公園など臨海地区25㎞を5時間かけてのんびり回る行程。晴天でやや強風の中、ビジター4名を含む総勢20名で出発した。
有明テニスの森から東雲公園へ、新緑の中を走りぬける。電動アシスト付き自転車なので、かなり楽なのだが、運河にかかる橋を渡る時は、横風に負けないように、ひたすらペダルをこぐ。東雲緑道公園から辰巳の森をとおり、大きなユーカリとタブの木の木陰でひと休み。夢の島で昼食を済ませ、夢の島マリーナから東京ヘリポート横を走り、若洲公園内のサイクリングコースへ。
荒川沿いの木立の道を走り抜けていくと海のにおいがしてきた。顔に潮風が当たるのだろう、唇をなめると少ししょっぱい。するといっきに視界が広がり、東京湾に出た。向こう岸にはディズニーランドが見え、前方には海ほたるも小さく見える。長く乗っていると自転車ともすっかりお友達。「気持ちいいね」と自転車に話かけたくなる。東京ゲートブリッジのたもとで休憩、木場の町をポタリングして有明へ戻って来た。
盛りだくさんの内容に初めて参加した人は「はじめは最後まで走れるのか心配だったけど、良かったわ」「風を切って走ることを体感できた」「新緑と海、爽快だった」「いつまでも走り続けていたい気分になった」など大満足の様子だった。
新現役ネット・サイクリングクラブブログ「自転車にもっと光を」
http://bicycling.exblog.jp/
参加希望の方はお問い合わせください
この企画は、綿密な計画とコースが準備されていて、見どころも満載、初めてのポタリングを堪能することができました。リーダーの方やメンバーの方にも大変お世話になりました。颯爽とこぐ新現役ネットクラブの方の姿は年齢、男性・女性の区別がつかず、終わった後の懇親会で、ヘルメットを取った姿と実年齢を聞いて大変驚きました。