
- 会場はほろ酔い天国。

- 豊富な品種が味わえるフェスティバル
ゴールデンウイークには山梨県のワイン産地各所で、ワインフェスタが行われている。入場料、あるいは試飲料として500~1000円くらいで楽しめ、サービスも様々用意されている。その中で時間制限もなく、内容も豊富という石和温泉の「マルスワイン」というメーカーを訪れた。
「はまかいじ」という季節限定列車に、横浜から乗車した(土・休日のみ、日に1本の特別急行)。乗り換えなしで、松本まで行ける。急行券のみ購入、パスモで改札し自由席に乗った。始発なので座れた。次の駅、町田からの乗車までは座れたようだ。道中、車窓の新緑が目に優しい。
石和温泉駅前からは、ワゴン車が無料で会場に客を運んでくれる。徒歩なら平たん地を10分程。
イベント開始30分ほどあるのに大変な人混みで、試飲料500円を払い、おつまみ・ビンゴカード・試飲カップをもらう。屋台グルメがずらり。工場見学やぶどう種飛ばし、子どもはききジュース対決などの他、盛りだくさんのお楽しみが用意されていた。ワインの試飲は4種。カップの代えもないので、テイスティングとはご愛敬の感。仲間でボトル買いをし、何種も楽しむのも良い。お代わり自由のよく冷えた濁り新酒はアルコール度も軽く、フレッシュジュースな味わい。これはボトル詰めではないので、蔵ならではの体験だ。
地元で生まれ育ち、地元で就職とうい若いグループに話を聴いた。「山梨に足を運んでください」「ワイン祭りは結構あちこちでやってます」「広報をよろしく」などほろ酔いで話が弾んだ。「私、和菓子屋の娘です」という女性の実家では、地元産の里芋の品種「八幡芋」を練りこんだお菓子が人気で、著名人も立ち寄る地域では知られた老舗という。
帰りには銭湯「石和温泉」に立ち寄り、400円でゆったりのんびり。帰路は新宿行最終急行「かいじ」19:01に乗車した。