シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

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取材日 2012年01月28日(土)

カラフルな会場案内
カラフルな会場案内
NPO法人コス援護会 大真面目です      
NPO法人コス援護会 大真面目です      
 武蔵小杉駅からほど近い、かわさき市民活動センターで「かわさきボランティア・市民活動フェア」が催された。副題に「あなたの力が地域をつくる」とある。そのコンセプトにたがわず、川崎市民の素晴らしく、頼もしいボランティア活動が、場内を埋め尽くすように紹介された。全館でパネル出展58組、企画展27組のスケール感あるイベントだった。

会場入口の最初のコーナーは東日本大震災ボランティアの活動を紹介。多くの写真パネルと瓦礫処理に活躍した工具などが展示されていた。その先には、福祉に携わる関係各所の販売ブースや「パソコンなんでも相談」もあり、当センターの1階フリースペースは千客万来の賑わいになっていた。2階フロア―でも多くの活動団体が接客にいとまがない。

 社会、環境、文化、スポーツ、生活、福祉などに関連した多種多様な市民活動が川崎市をより良くしていることがわかる。

演歌やコスプレ、着ぐるみ動物が祭りの雰囲を作り老若男女が楽しめる会場になっていた。

子育て支援ハートフルコミュニケーションの小西さんは「子育ての先輩としてシニアの体験談は大切」と語った。またこのイベントの主催者団体のお一人で、市民活動センター市民活動推進課の三星とく子さんに「紹介されている活動に参加するには?」と訪ねると「市民活動相談窓口」を案内してくれた。ここ「市民活動相談窓口」では、毎週火・木・土の13:30~16:30に6名の相談員が交代で市民の相談に応じている。この日も次々に市民が訪れていた。「ボラ・ナビ」という冊子には54団体が紹介されており、窓口で配布されている。さらに情報提供にはパソコンデータも駆使している。

市民活動を立ち上げたい人、個人でいずれかの団体に参加したい人、自分に何ができるか探したい人などは、是非この窓口を利用してはいかがだろう。何かを見つければ「あなたの力が地域をつくる」に繋がっていく。

 

【参考】■公益財団法人かわさき市民活動センター:“何かをしたい”人と“何かをがんばっている”人をつなぐポータルサイト「応援ナビかわさき」がある。団体一覧をのぞくと川崎市内の活動団体がよくわかる。

■かわさきシニア応援サイト:シニア世代が有する経験や能力を活用しようと、市の一般公募により誕生したシニアリポーターが、シニアの地域参加に役立つ「シニア向け情報」をコンセプトにリポートやおすすめ情報を発信している。
大学生も活動発表

大学生も活動発表

障害者の作品を展示販売

障害者の作品を展示販売

車椅子に座り介添えされる体験を

車椅子に座り介添えされる体験を

石渡一美
シニアリポーターの感想

川崎市民のボランティア活動の多岐にわたる分野と、かかわる人々の継続の力に敬服した。
また参加団体の皆さんが、展示品に費やした労力と時間を思いはせると、一日だけのフェアでは惜しい気がした。

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