気になる言葉「ぴんぴんころり」
超高齢社会をむかえ“健康で長生きし(ぴんぴん)寝込まず楽に大往生する(ころり)”=PPKがよく使われている。誰もが願うことだが、その願いが届く寺社がどの位あるか検索してみたら全国にわたってあった。
所用で軽井沢へ行くにあたり、佐久市に「ぴんころ地蔵」があるので寄ってみた。
その後、身近に行けそうな所を検索し、二か寺へ行ってきた。
◆長野県佐久市=成田山薬師寺
2003年に山門手前で建立されたぴんころ地蔵。本山・成田山より観請された不動明王もあると記されていた。
◆横浜市緑区=福泉寺
この寺にぴんころ地蔵はありませんでしたが、本堂脇の「戒壇めぐり(本堂地下)」に入る前に「ぼけ封じ観音」でぼけ封じを祈願し、戒壇めぐりを出て、「ぽっくり大師」に「ぽっくり祈願」をすることで「ぴんころ」に通じるとのこと。
◆埼玉県越谷市=真大山大聖寺
ここの地蔵は左手にカラオケのマイクを持っている。毎年境内で行なわれるカラオケ大会30回を記念して、2011年に地元の商店会が奉納。佐久市・成田山薬師寺山門。左手前に地蔵がある
緑区・福泉寺境内地図。左上ぼけ封じ、右中ぽっくり大師
越谷市・大聖寺本堂の七福神額
作ってみたい、ペットボトルで作られた風鈴・大聖寺
土中に埋めた瓶に水を垂らすと澄んだ音色が響く水琴窟
成田山薬師寺参道前のおみやげ&カフェ「山門茶寮」
訪問日:成田山薬師寺(3月21日{大雪でした})、福泉寺(4月25日)、真大山大聖寺(5月28日)
それぞれ歴史のある寺でした。リンク先をクリックしてみて下さい。
大聖寺は、徳川家康が宿泊した時の寝具など市指定文化財が保存されているとのこと。少し遅い時間だったので、残念ながら見られませんでした。
福泉寺には、竹筒を耳に当てると澄んだ音色を響かせる水琴窟があった。
成田山薬師寺の参道前におみやげ&カフェがあり、シニア女性達がコーヒーを手にして、とても楽しそうに話し込んでいました。「最近は地蔵さんも拝まずに、ここでおしゃべりするのが日課」と。