第12回高津区市民活動見本市「高津どんなもんじゃ祭り」が行われた。主催は同見本市実行委員会(高津区役所地域振興課事務局)、協力・川崎市地球温暖化防止活動推進センターのもと盛況に行われた。区内における市民活動団体を一堂に紹介するイベントで、今年の参加は45団体。
「高津どんなもんじゃ祭り」の目玉企画熟年成人式
この企画は第3回目。10時30分より12階大会議室にて行なわれ、143名にまちづくり協議会吉田知敬会長より感謝状と記念品が贈られた。高津どんなもんじゃ祭りの参加団体に所属し、80歳を過ぎても地域活動に寄与している方々が対象。高津区長高梨憲爾(けんじ)さんも感謝と祝辞をのべた。
60歳で還暦、それから20年、熟年成人として感謝状を授与された方々は、戦後の苦しいなか青少年時代をすごされ、成人式のない世代。この受賞をことのほか喜ばれる方が多い。
受賞者の一人82歳女性「元気な多数の同輩にお目にかかれ、大変心強い思いをした」と語り、この企画の大きな意義が込められていた。
「高津どんなもんじゃ祭り」は、社会貢献をしたい、地域デビューをしたい、セカンドライフを楽しみたい、食育・子育て支援~などなど、自身の中に眠っているもう一つのライフワークに気づくかもしれない貴重な機会になっている。
人生100歳時代と言われる現代、引退後も現役時代と同じ40年ある。健康で元気に過ごすこの熟年成人の方々が良いお手本となる。
http://www.tokyuensen.com/event/detail/6314/
授与式後の余興 ふくわらい
健康体操のデモンストレーション
多くの来場者で賑わう会場
熟年成人を迎えた方々は若い人からパワーをいただくとおしゃいますが、なんのなんの若輩者たちがパワーをいただいています。
お一人身になられた方もままおいででしたが、果敢に好奇心を満たし、こまめに外出されるなど後輩たちの素晴らしい見本になっています。