サックスコンボ 川崎Saxobongo
JR登戸駅通路での演奏
本会期のポスター
今年のテーマは「ジャズは橋を架ける」。 川崎というまちに染み込んだ、多様な文化や人々の記憶に“橋を架ける”ことをコンセプトとしている。
9月からのプレ期間では、市内各所で多彩なフリーライブが開催されている。その目玉企画、公募によるグループのスペシャルライブが、市内7区のステージで開催されている。
取材した多摩区では、10月20日JR登戸駅南北自由通路で東京からのゲスト参加を含め、8グループが演奏した。心地よいジャズのリズムに家族連れや、カップル、シニアなど多くの人が足を止めていた。アップテンポの曲には、聴衆から自然に手拍子が起こる。子連れの外国人の女性は、「初めてです。素晴らしいですね。」と拍手で応援していた。
11月8日~18日の本会期では、ミューザ川崎シンフォニーホールをはじめとする市内各所のホールで有料のライブが開催される。国内外のトッププレーヤーによる魅惑的なライブ演奏が楽しめる。
*かわさきジャズ2018
・主催: かわさきジャズ2018実行委員会、川崎市
・「かわさきジャズ2018」ホームページ https://www.kawasakijazz.jp/
・問い合わせ:かわさきジャズ 2018 実行委員会事務局(平日 10:00~17:00)
TEL 044-223-8623 FAX 044-544-9647 E-mail info@kawasakijazz.jp
ジャズファンにとって、無料で演奏を聴けるプレ・スペシャルライブはありがたいイベントだ。登戸駅通路でのライブは、座る場所がなく、長時間楽しむのは厳しいが、通りすがりに気軽に立ち寄れる。
まさに『音楽のまち・かわさき』に相応しい、世代を超えた人たちが楽しめる企画だ。取材でミュージシャンたちと話をしたが、彼らが一番楽しんでいるように感じた。