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奥利根水源の森の自然観察と林業体験

取材日 2019年05月25日(土)

奈良俣ダム(日本100ダム)
奈良俣ダム(日本100ダム)
ダム湖100選「ならまた湖」
ダム湖100選「ならまた湖」
林業体験は6歳から70代まで参加(財団提供)
林業体験は6歳から70代まで参加(財団提供)

 5月下旬、公益財団法人 三菱UFJ環境財団主催の「第63回自然ふれあい楽習プログラム」に参加した。開催地は、利根川源流域の群馬県みなかみ町藤原周辺。
 当財団は、平成9年に国の分収育林制度を活用して、国有林「水源の森(約14ヘクタール)」を確保している。事業の目的は、水源のかん養、自然ふれあい楽習の場と機会の提供、憩いと安らぎの場を提供することとし、市民参画型の森づくりを目指しているという。


「自然ふれあい楽習」は年3回開催

 今回は体験活動事業の一環、春(新緑)の「自然ふれあい楽習」に参加した。夏(夏山)、秋(紅葉)と年3回、一泊二日の行程で開催される。

1日目
は、林業体験と奈良俣ダムの見学。「ならまた体験活動の森」での林業体験の説明で「肥料木植林地」の存在を初めて知った。ダム造成で出た土と、土のながれを阻止するための大きな岩が混在する土壌に、直接ブナ等を植林することはできない。荒地にも育つ「ヤマハンノキ」が植えられていた。立ち姿が白樺に似た、20メートルほどに成長した木を間伐・末木枝条整理をして植林地の肥料にするという。
 水源の森オープン23年目、ブナ植林はまだ遠い。

2日目
は、奥利根水源の森と財団「水源の森」の2コースに分かれて自然観察会。ベテランガイドの解説付きで充実したプログラムだった。都内から参加した女性は、散策コースにある「照葉峡(てりはきょう)」の素晴らしさを繰り返し語っていた。
 家族参加は3組、企業からは社会貢献としての参加、元気なシニアたちも多く参加していた。総勢40名弱、親近感が湧く人数と内容だった。

★ 夏(夏山)、秋(紅葉)の「自然ふれあい楽習」については、こちら

参考:奥利根水源の森

宿舎前のゲレンデで早朝わらび採り

宿舎前のゲレンデで早朝わらび採り

坤六峠(こんろくとうげ)手前はみなかみ町、向かいは片品村

坤六峠(こんろくとうげ)手前はみなかみ町、向かいは片品村

ブナ林の向こうには残雪の至仏山(しぶつさん)

ブナ林の向こうには残雪の至仏山(しぶつさん)

「照葉峡 てりはきょう」 翡翠の滝

「照葉峡 てりはきょう」 翡翠の滝

雪解け水も混じり、街の暑さを忘れる

雪解け水も混じり、街の暑さを忘れる

初参加もリピーターも和気あいあい(財団提供)

初参加もリピーターも和気あいあい(財団提供)

群馬県みなかみ町藤原周辺
斉藤 多喜子
シニアリポーターの感想

 初参加でしたが心配は無用でした。初対面ながら旧知の間柄のように過ごすことができました。林業体験では、ヤマハンノキを伐採するときの音に魅せられた女性がいました。何度も動画を再生して癒されているそうです。
 林業体験や自然観察会の場で、経験豊富なシニア男性のガイドさんたちは心強い師匠でした。リピーターが多く、同じエピソードは使えないと笑っていました。
 水源の森の中、方丈庵では野点でもてなしていただき、異空間を満喫しました。また次も参加したくなる、リピーターが多い理由が分かったような気がします。

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