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寒中の花、ロウバイの花見・・・

取材日 2020年01月13日(月)

  ここには3種のロウバイがある。
  ここには3種のロウバイがある。
  午前中がより香る 9時開園
  午前中がより香る 9時開園
  背景にあるのは多摩川の河原
  背景にあるのは多摩川の河原
    川崎近郊でアクセスも良く、現地も比較的平たんな「府中市郷土の森博物館」にロウバイの花見に出かけた。「森博物館」とあるが、川崎市の北部にある「生田緑地」のような構成の都市型公園である。

 

 ここに90本のロウバイ園がある。かぐわしい香りに包まれ、可憐な花びらは78分咲きというところ。まだ半数の花木はつぼみを膨らませているところだ。見頃は2月上旬とあるが、昨今の陽気を考慮すると1月下旬が見ごろとなりそう。

 この黄色の花には青空がよく似合う。土・日は人出が多いが、ゆったりと鑑賞や撮影ができ、小径でもあるので、平日に出向くのがおすすめ。

 

 園内は博物館本館、歴史的復元建物、601100本の梅林、芝生広場のゾーンから成り立っている。これからは梅が咲き誇る。21日~38日まで梅まつりが開催される。期間中は多種多様なイベントが行われ、土・日の園内は行列ができるほど賑わうそうだ。「どんなに並んでも団子はその場でひとつずつ焼く」とは「ハケ上の茶屋」の店員。


✼水戸偕楽園は3,000100種なので都心としてはかなりの梅林といえる。

✼ハケ上:小高い崖の上側、下側はハケ下

 

この公園のパンフには「四季のうつろいを感じ、歴史の息吹に触れる~懐かしい府中、ここに再現」というタイトルがついている。年間を通して様々に楽しめるようになっており、シニアの体力にも優しく、ベンチが多数ありトイレも洋式でウオシュレット付き、細やかに予算が費やされている印象を受けた。

 

 府中市郷土の森博物館           梅まつりイベント問合せ 電話042-368-7921

 

川崎市からのアクセス

 JR南武線分倍河原駅下車⇒改札口を出て右に⇒歩道橋を渡ると「郷土の森バス乗り場」の標識あり。

 ⇒南側ロータリー武者銅像正面乗り場「郷土の森総合体育館行」に乗車⇒「郷土の森正門前」下車

バス時間表9時台~18時台まで毎時1949分の2本のみ)駅より徒歩2キロ

  1100本の梅林、平たんな散策路 

  1100本の梅林、平たんな散策路 

  焼きたて団子と梅昆布茶、各100円 

  焼きたて団子と梅昆布茶、各100円 

  品種名札が丁寧に付いている

  品種名札が丁寧に付いている

  季節ごとの見所が豊富

  季節ごとの見所が豊富

   歴史的建物復元ゾーン

   歴史的建物復元ゾーン

   分倍河原駅バス乗り場

   分倍河原駅バス乗り場

府中市郷土の森博物館
石渡一美
シニアリポーターの感想

 シニア世代にとっては非常に散策しやすい。階段などにはしっかりとした手すりがある。ベンチなどもいたるところにあり、しかも昨夜の雨の後なのに、濡れてもいない。植物には名札がキチンと付いており、園全体のメンテナンスの高さを感じた。園内は梅林がかなりの面積をしめており、まさにこれからの季節が待ち遠しい。

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