
- 円筒分水の桜(開花時)

- 整備された歩道
もう少しで散歩に絶好の季節となる。桜の開花の予想も始まっている。二ヶ領用水は桜で有名なところ。
桜の開花時期、二ヶ領用水の桜を眺めながら散歩するコースを紹介します。
府中街道のサイエンスパーク(KSP)入口交差点からKSPに向かう道を入って行くと二ヶ領用水「二子塚橋」がある。ここから久地円筒分水に向かって二つ目の「二子南橋」までの間はしだれ桜が両岸に見られる。溝の口・高津駅間の道を横切り進むと「新雁追橋(しんがんおいばし)」がある。この橋のそばにイタリアンレストランがあり、散歩の途中で小腹を満たしたいと思うのですが、いまだ入ったことはありません。「曙橋」を過ぎ進むと、大山街道と交差する「大石橋」がある。江戸時代には大きな石橋があり「溝の口・二子宿」として栄えていたという。「西浦橋」を過ぎると次は「濱田橋」。この橋は陶芸家の濱田庄司が幼少のころに用水で泳いだことから改修に際し「濱田橋」と名付けられたと案内板に書かれています。
「法泉坊橋」過ぎると厚木街道(246号線)の歩道橋があります。歩道橋の前にちょっとしたあずまや風の休憩所があり、この左側は「すくらむ21」です。
この歩道橋を渡ると両側に桜(ソメイヨシノ)が見られ、桜並木(というほどではないのですが)を過ぎると今度は椿並木。今の時期は一部の椿が咲き誇っています。ここを過ぎると間もなく「久地円筒分水」に到着。ここには三本の桜の古木があり、また最近整備が進み開花時期には花見の人が訪れところです。ここの桜は宿河原や中原のような華やかさはないが鄙びた良さが感じられます。
近くには「久地神社」と「浄元寺」があります。「浄元寺」には大黒天の石像があり、津田山に行ける登り階段の道もあります。
この散歩道は、「大石橋」から厚木街道までの間は歩道が整備されており、近所の保育園の園児たちを散歩させている光景がみられます。今回の散歩の帰りに川鵜らしき鳥がみられ、用水にはカルガモ、錦鯉もみられます。桜が咲いたら、しだれ桜と久地円筒分水の3本の桜を散歩がてら見に行くのも一興では。
全長約4㎞強、1時間10分程度の散歩道です。