八幡太郎義家が弓矢を納めた云われの熊野権現
スマホのマップで「江戸見桜」を目標に歩くと良い。程なくこの桜の木に出る。中世に、この場所にあった熊野権現社の桜が江戸からも見えたと伝わっている。この桜の傍らには「ターザンの木」と称した「たも」の大木がある。この木の下には「龍台寺」があり洗足学園も程近い。
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車道に出て溝ノ口駅へと戻る。江戸時代からの「岡医院」跡地「薬医門公園」を
通ると、高齢者向け高津区オリジナルの「公園体操」をしていたので6時半になっていることが分かった。6,000歩ほどの歩きだが、変化にとんだ趣ある別世界のコースが喧騒の街のすぐそこにある。
☆参考 富士通ゼネラル体育館
同社の健康保険組合が所有する体育館。昭和36年開館。当時としては画期的な施設で、地元にも開放されていた。老巧化により惜しまれつつ、本年9月をもって閉館となった。
高津の散歩道案内板
手入れされた庭が続く道
階段上の眺望は小杉の高層ビル群
鐘つき堂の人影は住職
取り壊しを待つ体育館
薬医門、蔵が保存され公園になっている。
生まれ育った町、子供の頃の面影は道筋だけが残っている。
けれども、古くからの自然を残したいという、区民の要望で
いわれやある大木や、宅地開発の残地などを大切に残し、手入れしている地元のボランティアの方々の努力が伝わる散歩道です。