調布花火
調布の花火は1933年に多摩川の河川敷で花火大会が開催されたのが初めで、その後「全日本輸出振興煙火競技大会」として14回実施された。
途中中断があったが、1982年に「調布市花火大会」として新たにスタートし、今年で40回目を迎えた。調布市花火実行委員会が主催し、昨年は36万人超の観客数があった。
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穴場スポットは川崎側
花火は多摩川の中州から打ち上げられるため、川崎市側でも迫力ある花火を十分鑑賞できる。しかも、調布側は有料エリアが多い一方、川崎側はどこでも無料なのが魅力だ。
JR稲田堤駅や中野島駅から歩いていける多摩川河川敷が、穴場スポットだ。屋台やトイレなどの施設は整っていないが近くにコンビニがあり利用できる。
河川敷で花火を満喫
市制施行70周年を記念した今年の「調布花火2025」は、9月20日(土)の18時過ぎから19時過ぎまでの1時間にわたり1万発の花火が打ち上げられた。
河川敷は多くの観客であふれていた。30代の男性は、「昨年同様前日の夜12時前に来てシートを敷き場所取りをしたが、すでに多くのシートが敷かれていた」と話してくれた。家族連れも多く、外国人も見受けられた。
腹に響く音とともに花火が打ち上げられると大きな歓声が上がり、拍手も沸き起こった。
子供連れの家族は「花火の種類も多く十分に堪能できた。来年も楽しみだ。」と笑顔で応えてくれた。
打ち上げ時10分ほど雨に降られたが、あとは何とか持ち、花火を満喫することができた。
コンピューター制御で音楽に合わせて打ち上げられる「ハナビリュージョン」や、大玉花火の連発が見どころだ。
来年も川崎サイドで無料の花火を楽しませてもらうつもりだ。時期については8月ごろ「調布花火」で検索すればホームページから詳細が分かる。
2023年にも取材したが当時より花火の内容がレベルアップしているように感じた。