シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

地域で考え、支える、健康・福祉の区民交流・ふれあい

取材日 2012年07月15日(日)

まつり会場入り口
まつり会場入り口
怪我の応急手当体験
怪我の応急手当体験

 梅雨明け前の暑い日曜日に、てくのかわさき(川崎市生活文化会館)において、「高齢者、子どもや心身に障害のある方々など多くの幅広い区民がふれあい、交流を深め、健康や育児高齢者問題など地域福祉を共に考える場」を目的に、たかつ区健康福祉まつりが開催された。[高津区の区政40周年事業及び区の推進事業としての行事である。]

てくのホールでオープンセレモニーが行われ、たかつ区健康福祉まつり高橋実行委員長・秋岡高津区長の挨拶で始った。ホールは300人程で超満員、入りきれない人が出るほど盛況だ。坂戸小学校合唱団合唱、洗足学園大学学生コンサートと進み、さらに各種イベントが夕方まで行われた。会場ははてくのかわさきの1~5階へと参加団体による各種展示・健康福祉にかかわる相談・測定診断・物産販売とさまざまな催しものに多くの人の列が出来ていた。正面入り口には東北地方の物産販売の中で「会津地鶏ネット」地鶏カレーレトルト品の試食・販売が行われ、多くの人が復興支援の気持からであろう、購入していた。作ろう遊ぼうコーナー・竹細工製品販売コーナーの竹馬・竹トンボ等でお年寄と子どもが遊ぶ姿、手づくりのがご、などに見入り談笑している人々に古きよき時代の路地裏の光景を思い出した。

 会館内の多くのイベント・催し物の中から一部を紹介すると、血管年齢測定・足指力測定・体脂肪測定・骨密度測定・バイオリズム計算など、高齢者対象と思われる身体測定が無料(一部有料20~30円)で行われた。参加者のシニア女性は「現在は体の悪いところはないが、自分の歳を考え、測定」と気軽に参加していた。通常ではなかなか行うことの出来ない身体内部の測定をし、その結果を各分野の専門家がアドバイスをしてくれるのは健康福祉まつりならではの特典だ。

 赤十字奉仕団は、有事の際、速やかに怪我の手当てが出来るように、三角布を使っての応急方法の体験指導を行っていた。AED(自動対外式除細動器)設置及び取り扱い説明会(救急救命講習等)は多く行われているが、このような怪我等の応急手当法も会得しておきたい。

 あつまれ!0・1・2・3キッズコーナーでは親子で楽しく遊べるコーナー・別の会場では心身に障害のある方と一緒に楽器に合わせ、大声で楽しく歌を歌っていた。 会場全体で「参加者・開催者が交流を深め地域福祉を共に考える。」は、その言葉通り大盛況であった。

手作り品販売コーナー

手作り品販売コーナー

測定結果指導

測定結果指導

大声で楽しく歌を歌う

大声で楽しく歌を歌う

望月正一
シニアリポーターの感想

内容は盛り沢山で各イベント・身体測定・体験・展示・販売と非常に有意義な健康福祉まつりであった、会場が少し狭く、同種の催し会場が別フロアーにまたがり、通路等も狭くエレベターも一機と内容に対して会場が小さく感じた、次回は大きめの会場で行えば区民の交流、ふれあいがより一層深まると感じた。

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