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盛夏!トマトのひんやりスィーツと冷製ナス

取材日 2012年07月18日(水)

今回はミニトマトを使用 写真1
今回はミニトマトを使用 写真1
皮が色よく仕上がりました 写真2
皮が色よく仕上がりました 写真2
 梅雨が明けると、猛暑を予感させる気温上昇となった。こんな時期に色目も涼やかな簡単料理の二品を紹介したい。家庭菜園を趣味にされるシニアも多い。そんなシニアからのおすそ分けを調理とともに、盛り付けのコーディネイトも楽しんだ。
マットにしたクロスは「裂き織」。橘リサイクルセンターや民家園の講座で学んだ二作品(写真12)だ。どちらも市政だよりで見つけた公募に参加した。
ナスが乗っている皿はリポーター仲間の作品。定年退職後は精力的に陶作に励んでいる女性である。水色の釉薬が美しいので庭のモミジをそえた。家族や近所の友人、活動仲間を思いながら調理をしていると、心がはずみ暑さも忘れた。

☆トマトのひんやりスィーツ
  材料 トマト・・・ミニでも並みの大きさでもよいが。100gぐらいの
ものがベストか。ほどよいボリュームで見た目も良い。
  グラニュー糖(あるいは上白糖)・・・トマトの重さの3分の1量 
  水・・・鍋に入れたトマトが7~8分ひたるくらい。

  作り方 1.トマトはへたを取り、湯むきをする。
       2.鍋に1を入れ、水、砂糖を加え火にかける。水量はトマトが鍋の中で重なっていても、下になったトマトが7~8分ひたるくらいでよい。
       3.アルミ箔をクシャッとさせ落とし蓋にする。中火にかけ沸騰したら弱火にして7,8分~15分くらい煮る。トマトの大きさによるので、煮崩れしないところで火を止め、アクが吸着したアルミ箔は取る。あら熱を取り煮汁(シロップ)とともに密閉容器で冷蔵庫へ。

☆冷製蒸しナス
  材料 普通の大きさのナス12
  作り方 1、ナスは皮つきのまま細長く切る。厚さは1㎝弱。熱通りがよく崩れない厚さ。
       21のナスを水から蒸す。湯が沸騰したら2分ほどで火を止める。
       3、ふたを取り、ゆげをとばしながら冷ますと色良くあがる。さらに冷蔵庫で冷やす。おろしショウガと醤油で食べる。
※ここでは蒸し器は使わず、小鍋にザルを使用。アルミ箔で覆いふた代わりにする。冷ます過程で水気も取れるし、かたづけやすい。

 
冷製ナスは昼食支度のときに仕込み、食後に冷蔵庫に入れれば夕飯の1品になる。トマトのスィーツは煮汁のシロップに浸しておくと、日持ちがする。どちらの献立も抗酸化作用があり、夏のスタミナ回復になる。トマトは大変身、缶詰の桃のよう。ぜひお試しを。

【裂き織】古着を地の目にそって細く裂いたものを横糸にして、はた織りをしたもの。橘リサイクルセンターでは衣類(含、着物)が数十円~数百円で手に入るので、惜しげなく裂いて糸にできる。
このようにして煮ます

このようにして煮ます

蒸し器は使わずザルで重ね蒸し

蒸し器は使わずザルで重ね蒸し

古い着物を裂いた糸

古い着物を裂いた糸

石渡一美
シニアリポーターの感想

 強い日差しに外出もためらいがち。トマトスィーツはそんな日の来客にお出しする一品に最適です。冷製ナスは晩酌にぴったり。皮のナスニンという成分が体に有効。ブロッコリーやほうれん草より抗酸化作用が高いそうだ。

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