


防災食という備え
南海トラフ地震で、大きな被害が想定される高知県四万十市が発信して10年を迎えたという。「防災植物とは」定義がある。それは、災害時に食料難となった場合に無毒無害安全に、調理や加工処理すれば食べられる身近な山野草を指す。目的は避難生活などで不足がちな野菜の代わりとして、栄養補給をする。
身近に食せる野草は多数
ハコベ、ドクダミ、オオバコ、シロツメクサ、ツユクサ、ユキノシタ,など多種あるものの、都会では何処もコンクリートだらけ。庭付きの家では草刈りに往生しても、都市生活者にはハコベすらない現状だ。
都会人でもできる簡単な備え
日頃使っている野菜で、根がついていたら絶対に切り捨てない。根ミツバ、セリ、長ネギ、万能ネギなどは鉢植えですぐに成長する。使用するときは根元で切り、根を鉢植えしておくと数年は育成し続ける。肥料はコメのとぎ汁くらいで良い。あとは真夏など水やりを忘れなければ、薬味などちょこっと使いに便利。鉢物のアロエも、食べるもいいし薬草にもなる。これらはマンション上階居住者には、特におすすめしたい。
参考
防災植物 - 検索
災害時に「防災植物」を~「日本防災植物協会」が提唱 | 老友新聞社 | 日本老友新聞
※上記サイトには、非常時の山野草の食べ方が紹介されている。
ミツバ、根を植えて3週間
万能ねぎ、使用しながら放置
ツユクサのサラダ、生使い
我が家は在住80年になる。古いゆえに植えたこともない野草が多種ある。ドクダミ、ユキノシタ、ツユクサ、ミョウガ、ミント、フキなどが草刈りをマメにしない我が家には、はびこっている。これらの植物は薬味や佃煮、お茶、具の少ない時の天ぷらなど日常に使っている。現在は来客にも喜ばれているが山野草のみを食べるとなると、余ほどの飢餓状態にならないと・・・・。
本文末尾のリンク先参照。