シニアリポーターの取材リポート リポーターが取材したイベント情報をご紹介!

合築建築(がっちくけんちく)で最も快適な学校へ変身!!

取材日 2016年04月18日(月)

ふれあい通り
ふれあい通り
楽しい図書室
楽しい図書室

●合築建築をご存知ですか?

 合築建築とは、狭い敷地を解決しようと二つの施設を一体化した建築の事。今の建物(施設)では、手狭で収容人数が増やせない、充実した活動が出来ない、古くそろそろ建て替えをしたいと考えるが、問題解決は簡単ではない。人口が集中し、敷地の確保が 難しい都会では、合築建築を一つの解決方法として採用している。新たな敷地確保は回避される。

●子母口小学校と東橘中学校学校は合築建築で諸問題解決
 高津区にある子母口小学校と隣接する東橘中学校学は、各児童数が1000名の大規模校で、パンク状態の学校。分離新設校するには、敷地・費用・時間等から実現はかなり難しく間に合わない。そこで考えられたのが合築建築だった。今まである二つの敷地を合体し、そこに効率的な校舎を建て、増加する児童を心配なく受け入れた。これらに拘わる多くの諸問題を解決し快適な学校へ変身した。


快適な学校の施設は、こんな所に!

 ○正門の壁には小中の2校の校名が並ぶ。正門から校舎の玄関までは可なり広い。他の学校は校門から玄関までは敷地の余裕はなく、くっついている事もある。

 
○校舎の平面図はちょうどU 字型で、正門から入って左側は小学校側の昇降口。可愛らしい壁画が一杯。右は中学校側で昇降口には、陸上部と柔道部の優勝の報告が飾られている。


○5階屋上は、夏はプールそうでない時は、運動場としてマットを敷き運動がのびのびと出来る。屋根も開閉式で太陽を仰ぐことが出来る。

〇図書室は広く明るく楽しい場所。小中で仲良く使用する。他の学校では、カウンターには、大人が常駐とはいかないが、受付の人もいる。午後には、地域にも開放される。


  新校舎に移って1年は経っていないが、小学生と中学生が触れ合うことの多い合築建築の効果はこれから。廊下で出会児童の「こんにちは」の響きが清々しい。全体に活気がみなぎり圧倒される思い。施設の運営管理は先端をいっている。見学したシニア達は、新たな発見に感動する1日と答えた。
5階屋上(シートの下はプール)

5階屋上(シートの下はプール)

おしゃれな洗面所

おしゃれな洗面所

可愛らしい壁画

可愛らしい壁画

川崎市高津区子母口730川崎市立子母口小学校と東橘中学校
砂田 紘子
シニアリポーターの感想

図書室は広く小中学生向けの本が沢山並ぶ。特に運動部系の雑誌も多く楽しい。一見、ここはコンビニの本屋さんと思うほど。生徒には可なり過ごしやすい場所で読書熱も上がるのではないか。もうかなわないが再度学びたい気持ちになった。

訪問者数訪問者数:3660
評価数20 拍手
拍手を送る
このページを印刷する
  • 取材リポート一覧へ戻る