川崎市食肉商業協同組合と川崎市生活文化会館が主催する定員30名の人気のある講座だ。組合副理事長駒形和徳さんは「町の精肉専門店では大型店の進出にも負けないように、BSE安全確認書付の肉を扱い、専門知識で消費者の信頼に応えます。」と挨拶し、町のお肉屋さんの存在を強調した。
本日の料理研究家の渡辺昌子さんは「丁寧な手洗いの励行と素材の旨みをいかし、栄養価を高める事、これは基本です。」と調理のイロハのイを強調した。アシスタントの福田和子さんはその横で手際よく補佐していた。献立は【豚もも肉の清炸肉彩色】【牛のステーキ丼】2品目である。
6人構成の六つの班の調理台では、野菜を洗う・皮をむく・肉を炒めてと進む。玉ねぎの香りが漂い目をしばしばしながらも調理が楽しそう。中には手順の違いに照れ笑いをする人もいる。二品目が出来上がる頃は受講者30人は自信満々の立派な料理人に変身!
遠藤博之館長さんは、この生活会館は十分な備品が揃っていますから、使いやすい施設ですと挨拶した。参加者は「満足度万点」・「引っ越してきた矢先に、この講座を知った。町の食材選びは安全が最優先」「若い世帯と同居なので、このバランスの良いレシピを家族に持ち帰り見せたい」「普段は買えないお肉の試食が出来るお得感」など聞かれた。